2025年12月12日金曜日

6301 コマツ-建設機械・鉱山機械メーカーで保守の利益も厚い

1.銘柄の概要と保有or注目理由

 小松製作所。建設機械大手。鉱山機械も製造。保守ネットワークに強み。海外比率高い。
 鉱山開発の恩恵を受けられるグローバル銘柄として保有or注目。
【数値データ】※12/22終値、Yahooファイナンスより
 PER:14.34倍、PBR:1.41倍、自己資本比率:55.0%、配当利回り:3.79%

2.コマツの好材料

世界各地に売り上げが分散するグローバル銘柄
 北米25%、中南米20%、オセアニア13%、アジア10%など
・鉱産資源価格高騰の恩恵を受けられる
・トランプ政権による石炭等の化石燃料活用が追い風
・部品は日本で生産も現地での組み立て中心で関税影響緩和
・AI投資拡大で電線等のケーブル向け銅需要が中長期的に伸びる可能性
北米などでの保守ネットワークが強固で利益を確保しやすい

3.コマツの懸念材料

・現地組み立ては進んでいるが、日本で生産の部品輸出に関税の影響あり
 ※ただし、北米以外向けが売り上げの75%
・景気変動(資源価格変動)の影響を受けやすい
・中長期的には化石燃料の採掘減で建機需要減退も
・配当性向(40%)は明確だが決算説明資料に株主還元への記載が少なめ

4.コマツの最新情報

・アフリカでの勢力拡大に向け拠点整備
 西アフリカのコートジボワールに顧客向けトレーニング拠点を整備
 →コマツが豊田通商のようなアフリカに強い銘柄に成長する可能性
・コマツの2026年3月期中間決算
 石炭価格下落でインドネシアでの需要減退→減収減益
 中南米・アフリカ・中近東は好調
 190円/年の配当予想は維持

2025年12月11日木曜日

7481 尾家産業-業務用食品の卸売り銘柄。外食でインバウンド追い風、介護関連も

1.銘柄の概要と保有or注目理由

 業務用食品の卸売り銘柄。常温・冷蔵など幅広い。「楽チン!冷凍おかず」など。
 介護施設向けなど需要拡大に期待。
 少子高齢化が追い風となる介護関連銘柄として保有or注目。
【数値データ】※12/22終値、Yahooファイナンスより
 PER:7.13倍、PBR:1.20倍、自己資本比率:38.5%、配当利回り:4.20%、優待あり

2.尾家産業の好材料

3月末に100株保有でビーフカレー200g×3袋の株主優待あり
 →2025年に初めて尾家産業の優待カレー到着、激ウマではないが普通においしくgood
 ※1000株以上保有なら紀州南高梅干し1kg、3000株以上なら自社商品セットから選択
 ※3年以上継続保有なら9月末も100株以上でサラダ油やマヨネーズ等の優待あり
・配当に積極的で配当利回り4%超
・介護産業の発展が追い風に
・円高進行時に市場と逆行高になりリスク分散に役立つ
・東京リスク分散に役立つ大阪銘柄

3.尾家産業の懸念材料

・円安によるコスト増に要注意
・家族経営的性格があるため経営リスクあり
借入金やや多めのため金利上昇には要注意(自己資本比率30%台)

4.尾家産業の最新情報

・尾家産業の2026年3月期中間決算
 12月8日に中間報告書が到着、中間配当も入金済み。
 原価高騰も価格転嫁を適正に行い増収増益
 インバウンドで外食向け好調
 ヘルスケアフード(介護施設等向け)は売上10%増
 食品輸出に関するEXPOへの出展など販路拡大に向けた取り組みを進行中
 A4で4ページ相当と簡素だが、尾家産業の報告書は具体性があり読んで楽しかった。

2025年12月9日火曜日

9041 近鉄グループホールディングス-国際物流の比率高い。鉄道は観光特急に強く、全線優待券の価値高め。

1.銘柄の概要と保有or注目理由

 国際物流(旧近鉄エクスプレス)の比率高い。鉄道はひのとり、しまかぜなど特急列車に強み。
 年2回の株主優待乗車券の自家消費やチケットショップ買取に回せる優待株として保有or注目。
【数値データ】※12/22終値、Yahooファイナンスより
 PER:11.74倍、PBR:1.00倍、自己資本比率:21.7%、配当利回り:2.02%、優待あり

2.近鉄グループホールディングスの好材料

足元は大阪万博効果で鉄道、百貨店など好調
・鉄道運賃値上げと通勤車両更新が追い風
・観光特急しまかぜや阪奈特急ひのとりなどが有名
奈良・京都・大阪の主要観光地を結ぶ路線を抱えインバウンド需要旺盛
・3月末と9月末の株主優待で全線乗車券4枚ずつがもらえる
 →チケットショップ買取なら1500~2000円/枚程度を得られる
  自家消費で大阪-名古屋間などを利用することも可能(特急券と併用OK)
・百貨店・不動産販売・ホテル運営・不動産管理など多角化進んでいる

3.近鉄グループホールディングスの懸念材料

・国際物流の比率が高く景気変動に要注意
自己資本比率が20%台前半と低く財務に懸念
 →金利上昇にはかなり弱い
 →関西エリアの大地震等で業績急減速すれば倒産懸念出かねない

4.近鉄グループホールディングスの最新情報

・2026年3月期中間決算
 売上高比率の高い国際物流が減収減益も利益は確保
 鉄道が軸の運輸業は大阪・関西万博とインバウンド効果で増収増益
 →万博効果は会場内オフィシャルストア運営の近鉄百貨店や、
  ホテル業・旅行取扱業などにも追い風
・新型観光列車の運転開始へ
 2026年秋~、名古屋―賢島間で「レ・サヴール志摩」を運行
 高級感のある観光列車で、シニア層やインバウンドの取り込みができそう
 伊勢志摩の中でも伊勢神宮・鳥羽水族館などのエリアは人気だが、
 賢島エリアまで足を延ばす客を増やしたい
・2025年9月末権利確定の株主優待乗車券が到着
 2025年12月09日に近鉄GHDから株主優待が到着
 100株以上保有で年2回(9月,3月末)、株主優待乗車券4枚が届く
 近鉄全線で利用でき、大阪難波-名古屋などで特急券と優待乗車券の併用可
 チケットショップで売却の場合,1,500~2,000円程度が相場
・株主優待の拡充と継続保有条件の設定
 優待は継続保有条件が段階的に導入され、今後は1年以上の継続保有が必要
 300株以上保有ならKIPSポイント2000ポイントやグルメギフト2000円相当も追加

2025年12月8日月曜日

9001 東武鉄道-スカイツリーの利益率が魅力の私鉄大手。2027年3月期より優待拡充へ

1.銘柄の概要と保有or注目理由

 私鉄大手。浅草と日光などを結ぶ。地方路線の収益が課題。スカイツリー保有。
 利益率が極めて高いスカイツリーの運営会社として保有or注目。
【数値データ】※12/22終値、Yahooファイナンスより
 PER:9.88倍、PBR:0.87倍、自己資本比率:31.6%、配当利回り:2.52%、優待あり

2.東武鉄道の好材料

スカイツリーの収益が絶好調で利益率が非常に高い
・浅草と日光を沿線に有し観光需要を伸ばす余地あり
 ※乗客数というよりは、単価を向上させる余地が大きいと考えます。
・PER10倍前後、PBR1倍割れと割安感あり
・3月末と9月末の年2回、全線乗車券の優待あり
 →路線が長く、自家消費とチケットショップ買取の両方で役立つ

3.東武鉄道の懸念材料

自己資本比率がやや低めで金利上昇が逆風
・北関東エリアのローカル路線の収益悪化リスク
・インバウンド急減になればスカイツリーの高収益が失われる
 ※魅力がスカイツリーの高利益率に偏っている
古い車両が多く更新費用がかさむ

4.東武鉄道の最新情報

・東武鉄道2026年3月期中間決算
 12月08日に東武鉄道より株主優待券と中間報告書が到着
 ①株主優待
  株主優待乗車券2枚。東武鉄道全線に乗車可能
  東武グループ施設の優待券(東武動物公園や東武博物館の無料入場券等
  ※割引券だけでなく無料券があり、利用しやすいかも。
   株主が優待でタダ利用する場合も、移動に東武鉄道を利用すれば企業側にもメリット
 ②中間報告書の内容
  スカイツリーでインバウンド好調と書かれているが、増収減益。
  鉄道が軸の運輸事業でも増収減益。
  →全体として、修繕費や人件費の高騰が逆風
  株主優待の拡充(400株以上保有で乗車券年4枚へ)


2025年12月6日土曜日

3359 cotta-菓子店や理美容室向け備品の小口販売で洋菓子の株主優待あり

1.銘柄の概要と保有or注目理由

 菓子店向けの包装資材などを小口販売。理美容店向けなどに拡大。
 顧客の囲い込みによる堅実な業績成長に伴う株価上昇目的で保有。
【数値データ】※12/22終値、Yahooファイナンスより
 PER:10.81倍、PBR:1.16倍、自己資本比率:43.1%、配当利回り:2.04%、優待あり

2.cottaの好材料

・顧客の囲い込みを進めている
・理美容店向けなど小規模店舗の多い別業態向けに拡大
・店舗経営支援など既存客向けに複数の収益源を作っている
・大分県の上場銘柄で東京リスクを軽減
・1500株で自社製品(菓子類)の株主優待あり
 ※100株~自社サイトの割引クーポンあり

3.cottaの懸念材料

・有名個人投資家の保有銘柄のためイナゴの影響を受ける
・顧客の菓子店が経営者高齢化や原材料高で収益悪化の懸念
・包装資材などの原価高騰の懸念
大手企業の参入で一気にシェアを奪われる可能性あり
 ※予約支援や別業態向けなど一定の対策は進んでいるように感じる

4.cottaの最新情報

・2025年12月6日にcottaから株主優待が到着
 9月末に1500株以上を保有する株主が対象
 マドレーヌなどの洋菓子セット優待
 1週間前頃に到着したとの個人投資家の声あり
 →一度に大量生産・大量発送できないのでは?
 →それならば優待事務負担大きいので廃止してはどうか?
・2025年12月11日にcottaから株主総会招集通知が到着
 cotta本社がある大分県津久見市の津久見市民会館で開催
 社長の写真にもう少し迫力が欲しい(経営手法自体に不満はなし)
 ワークス・グループの連結開始で美容関連品販売に期待
 2026年1月にcottaビジネスフェアを開催予定
 →新規顧客の獲得に期待

2025年12月2日火曜日

9045 京阪ホールディングス-運賃値上げや万博で好調、2026年3月期~優待拡充

1.銘柄の概要と保有or注目理由

 淀屋橋-出町柳を結ぶ京阪本線が軸。沿線に京都の観光地あり。
 不動産業の比率高い。万博輸送も追い風。
 インバウンドの恩恵を受けやすく財務が良好な鉄道銘柄として保有or注目。
【数値データ】※12/22終値、Yahooファイナンスより
 PER:10.24倍、PBR:1.05倍、自己資本比率:35.7%、配当利回り:2.93%、優待あり

2.京阪ホールディングスの好材料

自己資本比率が35%以上あり鉄道系にしては好財務
株主還元を強化し大幅増配を実現(40円→97円)
 →配当利回り3%程度あり
  今後も業績の伸びに合わせた増配が期待できる
・全線乗車券の株主優待があり、長期保有条件に改善
 →年2回、合計20枚の全線乗車券がもらえる
・プレミアムカー増設(1両→2量)で単価向上へ
・大阪淀屋橋や伏見稲荷、祇園四条などインバウンド需要を取り込みやすい
・足元では大阪・関西万博効果で輸送・ホテルなど好調
2025年10月の運賃値上げで増収効果あり
・利用状況に応じた編成数見直しでコスト削減

3.京阪ホールディングスの懸念材料

不動産業の比率が高く、景気変動の影響を受けやすい
 ※鉄道事業などディフェンシブ性のある事業とのバランスを考えれば許容
・沿線人口の減少で通勤・通学需要の減退が進みやすい
・観光列車などの導入が遅れ気味
・車両更新の時期が到来しコスト増

4.京阪ホールディングスの最新情報

・2026年3月期第2四半期決算
 およそのセグメント別営業利益は、
  運輸:7,000百万円/不動産:9,000百万円/レジャー:4,000百万円/流通1,000百万円
 不動産の比率が高く,関東圏での分譲マンション販売等も含まれるため,金利上昇には要注意。
 運輸は万博効果ありで5%程度の増収。
 
・12月02日に京阪HDより株主優待が到着(2025年9月末分の優待乗車券等)
→次の2026年3月末より、株主優待の拡充
①長期保有を条件とし、300株以上保有で全線優待乗車券を14枚/年→20枚/年に拡充
 長期保有は1年以上(半期3回以上連続して300株以上保有)が条件
 ※100株→100株→300株などは対象外になるルールなので要注意。
プレミアムカー券引換券の優待を新設し、300株以上保有で4枚/年。
いずれも、自家消費とチケットショップ買取のいずれでも利用価値がありそう。

2025年11月28日金曜日

5000万円サイドFIRE生活ファンド保有銘柄一覧【2025年11月末】

暫定税率廃止などの積極財政政策が進み始めた11月も、ポートフォリオチェックを行いました。※前月のポートフォリオはこちら

【2025年11月末時点のサイドFIRE生活ファンドの状況】
 PF投資元本: ¥48,178,900(年初比∔39.5%)
 PF元本利回り: 2.85%
 年間配当相当額(税引):¥1,373,786(FI率76.32%)

・新規or再購入・追加購入銘柄
投信積立(オルカン・欧州株)
双日:0株→100株
丸紅:0株→100株
住友商事:0株→200株
わらべや日洋:0株→300株
西日本FHD:0株→100株
おきなわFG:0株→100株
九州FG:0株→300株
南都銀行:0株→100株
ふくおかFG:0株→100株
三井住友FG:0株→100株
三菱UFJFG:0株→200株
八十二銀行:0株→200株
琉球銀行:0株→300株
愛知時計電機:300株→400株
シノブフーズ:0株→500株
ナラサキ産業:0株→200株


・売却・一部売却銘柄
ヒガシHD:2700株→1000株
福岡R:3口→0口
HCM投資法人:2口→0口
アルファポリス:800株→700株
ヒラノテクシード:600株→100株
九州旅客鉄道:200株→0株
三精テクノロジーズ:2200株→2100株
アイホン:300株→0株

サイドFIRE生活ファンドの保有銘柄一覧!
毎月1回、FIREを目指す配当金生活ファンドの保有銘柄や利回りを整理しています。利回りは取得価格ベース・税引後、保有比率は時価ベースです。
※今月、銘柄コード順に並べ替えを行いました。

【日本株現物】84.7%(利回り2.50%)
タウンズ 1900株
ゲンダイAG 2700株
キリンHD 400株
双日 100株
cotta 1800株
住友精化 200株
日本信号 1000株
九州FG 300株
西日本FHD 100株
本田技研工業 600株
おきなわFG 100株
尾家産業 500株
SKジャパン 600株
愛知時計電機 400株
スターツ出版 200株
丸紅 100株
住友商事 200株
ナラサキ産業 200株
ニチモウ 500株
三菱UFJFG 200株
三井住友FG 100株
ふくおかFG 100株
八十二銀行 200株
南都銀行 100株
琉球銀行 300株
イオンFS 700株
T&DHD 1株
東武鉄道 300株
西日本旅客鉄道 100株
ヒガシHD 1000株 
近鉄GHD    100株
京阪HD 300株
アルファポリス 700株


【Jリート現物】4.4%(利回り6.17%)※利益超過分配金は除く
ユナイテッド・アーバン投資法人 1口
KDX投資法人 2口
ジャパンホテルR 3口

【海外投信現物】8.3%(利回り6.34%)
オルカン 2,300,081円
SBI欧州高配当株投信 1,149,943円
SBIフランクリンインド株投信 10,001円

【日本円】2.6%

【日本株信用】0.0%

 11月は、2Qの決算発表が相次ぎました。売買面では商社などのグローバル大型株や、地銀を中心とする銀行株の組み入れを増やしました。割安小型株の比率を抑制し、インフレに強い大型株の組み入れをもう少し増やしたいと思います。