1.銘柄の概要と保有理由
メガバンクの一角。三井住友カードなど、銀行業以外でも稼ぐ。
金利上昇時に、ポートフォリオが受ける打撃を軽減する目的で保有。
2.三井住友フィナンシャルグループの好材料
・インフレ定着で金利上昇を見込みやすい・モルガンスタンレー証券を持つ三菱UFJフィナンシャルグループと比べて、海外景気の影響を受けにくい?
・円安対策の金利上昇(日銀ショック)で日本株が崩れた際、ポートフォリオ耐性が高まる
・連続増配で配当性向にも無理なし(配当157円/EPS390円=配当性向約40%)
・超有名な大型株なので、投資初心者の買いも見込める(影響は小さい)
・仮に日銀利上げが停滞しても、マイナス金利・ゼロ金利時代の住宅ローン変動金利や、企業向け貸出金の借り換え時に収益力が高まる
・AI活用やデジタル化でコスト削減を継続できる
3.三井住友フィナンシャルグループの懸念材料
・銀行株なので金融危機が発生すると苦しい
・大型株なので大幅上昇は見込みづらい
・景気変動の影響で株価だけでなく配当額も上下し、減配の可能性もあり
4.三井住友フィナンシャルグループの最新情報
・三井住友FGの2026年3月期中間決算
金利上昇を受けて増収増益
→上方修正&増配(136円→157円の大幅増配)
1000億円だった自社株買いを1500億円追加
※業績が堅調であれば還元意欲が強いことを再確認
国内の預貸利ザヤが0.91%→1.10%と改善
→今後も借り換えや日銀利上げ等で利ザヤ拡大に期待