2022年12月30日金曜日

FIREを目指す配当金生活ファンド保有銘柄一覧&ポートフォリオチェック【2022年12月末】

  寒さと光熱費の上昇が厳しい12月も、FIREを目指して配当生活ファンドのポートフォリオチェックを行いました。


【2022年12月末時点のFIREを目指す配当金生活ファンドの状況】
 PF投資元本: ¥20,541,711(サイドFIRE率68.5%=FIRE率34.2%)
 PF利回り:  1.78%
 月額配当:  ¥30,537

2022年は年末に投資元本2000万円を目標としていましたので、何とか達成はできた形です。含み損益もわずかながらプラスで終えられ,2023年は年末2500万円が目標です。「配当金生活ファンド」として始めましたが,投資方針を転換したため,配当金ファンドというよりは割安小型成長株ファンドになっています。

・新規or再購入・追加購入銘柄
①ジャパンワランティサポート(0株→400株)
一旦1.5倍超で利確したジャパンワランティサポートの過熱感が少し薄れたため再購入しました。再度の過熱で1.5倍は困難と思われますが、着実な販売先開拓のほか、7年目以降の契約が今後2年で増加することはあり得ない為、コスト増も限定的となり利益の伸びが期待できるとの判断です。

②三精テクノロジーズ(2500株→2600株)
NISA枠の余りを活用して100株だけ買い増ししました。

・売却・一部売却銘柄
①ウィザス(5000株→3300株)
現金比率を高めるため,1銘柄当たり投資元本200万円の目安を大きく上回っているウィザスを目安水準まで売却しました。

FIREを目指す配当金生活ファンドの保有銘柄一覧!
毎月1回、FIREを目指す配当金生活ファンドの保有銘柄や利回りを整理しています。利回りは原価ベース、保有比率は時価ベースです。
銘柄名をクリックすると、個別銘柄の紹介を見ることができます。


【日本株】86.5%(利回り2.08%)
東京個別指導学院 100 
学究社 100
ヒガシトゥエンティワン 3000
FB介護サービス 1700
伊藤園第一種優先株 100
コーユーレンティア 1400
きずなHD 1900
ビーイングHD 1100
クラシコム 1500
三精テクノロジーズ 2600
ジャパンワランティサポート 400

【海外株】0.0%(利回り-%)

【国内REIT】0.0%(利回り-%)

【海外REIT】0.0%(利回り-%)

【現金(日本円・米ドル)】13.5%

 12月はNISA枠の使いきりに伴う買い増しの他,以前利益確定した銘柄を再購入しました。また、「200万円元本」に揃えるべく,投資額の大きい銘柄を一部利確しました。社会主義政権が増税路線を鮮明にしている上、来年分から住民税の申告不要制度が廃止されるため住宅ローン控除や配当控除、巡り巡ってふるさと納税に悪影響が出る厳しい状況です。ただ、一般NISAが拡充された点は追い風です(来年はまだ120万円枠のままですが...)。1月はFRBの動向など米国株急落に注意したいと思います。

2022年末時点での割安成長株保有銘柄リストと2年1.5倍の考え方

 2022年末時点での割安成長株保有リスト

・各銘柄「2年以内に1.5倍(税引前)」狙い
・税金分は「NISA」「配当」「入金」でカバー
・1銘柄当たり投資元本200万円が目安(11銘柄目~300万円,21銘柄目~400万円目安)
・2023年末までに元本2500万,2024年末までに元本3000万目標。
・2023年以降、積極的な入金は目指さないが,出金は避ける。

【1.5倍狙いの保有銘柄(200万円投資の進捗度,保有分の上昇率,1.5倍期待時期)】
ウィザス(投資完了,+40%,2023年前半)
クラシコム(投資ほぼ完了,+20%,2023年前半)
ヒガシ21(投資完了,+0%,2024年)
コーユーレンティア(投資完了,-10%,2023年後半)
三精テクノロジーズ(投資完了,+0%,2023年後半)
ビーイングHD(投資完了,-10%,2024年)
きずなHD(投資完了,-10%,2024年)
FB介護サービス(投資完了,-10%,2024年)
ジャパンワランティサポート(投資40%時点で上昇開始,+10%,2024年)
⑩候補あり(株価ウォッチ&元本手配中,-%,-年)

①②は堅調な業績を背景にした上昇継続、④⑤はリオープンと万博期待での上昇により、2023年中の1.5倍を計画しています。
③⑥⑦⑧は設備投資、⑨は新規契約の積み上がりに伴う業績拡大で、2024年中の1.5倍を目指しています。
①②を年前半で利益確定し,⑨の投資不足分を補う別銘柄と⑩の購入資金に回す形が理想です。

【2022年末時点での課題と対策】

・現金比率を10%~20%確保するため,元本2000万円では10銘柄投資でスタートできない。
→2年「以内」目標なので2年より早く1.5倍になる銘柄が出てくれば対応できる。
・2023年は前年の労働に対する税負担が重い為,出金のリスクあり。
→2000万円+αでスタートのため,多少のカバーは可能。
・相場が大暴落した際に現金比率を0%にしても良いかの判断基準が難しい。
→SPYDなどで1.5倍が期待できる水準を目安にする。
・急騰などで早期売却銘柄が増えた場合,次の投資先が不足する可能性あり。
→相場が堅調な局面ほど不足しやすいので,現金比率が一時的に高くても暴落待ちの形になるのである程度許容できる。

2022年12月21日水曜日

2022年(まで)にインパクトが大きかった損益銘柄と損益額まとめ

2022年に爆損となった銘柄

スプリックス:-14万4361円
 「基礎学力事業」という先行き不透明で収益化もまだ先の事業に投資する方針を突如として2025年から2022年に前倒しするという最悪の決断を行った結果、株価が暴落し損切りとなりました。2025年にこの事業への投資を始めるまでに塾事業が堅実に成長し1.5倍程度の値上がりを期待しており、実際塾事業は堅調なので大変残念です。


2022年に一定の利益を上げた銘柄

ジャパンワランティサポート:+110万9319円(累計:同,全株売却済み)
 直近IPO銘柄の中で成長力がありそうで既に利益が出ている銘柄として選びました。住宅機器の延長保証事業を手掛けています。まだまだ成長余地はありそうですが、「2年で1.5倍」を目指す中で,1.5倍を超過したところから売却を進めて全株利益確定しました。

ウィザス:53万1500円(累計:127万3100円,3300株継続保有中)
 通信制高校事業の堅実な成長を背景に株価が上昇してきています。見た目の買値からの1.5倍には達していないのですが、「200万円を2年で300万円に」という方針を立てるより前に購入した銘柄で、投資元本が200万円を大幅に超過していたことから調整の利益確定を行いました。

ジャックス:43万6500円(累計:52万500円,全株売却済み)
 金融業の高配当銘柄。高配当+大幅増配狙いで購入したものの、上昇率が高かった為売却しました。

イオンFS:27万7000円(累計:72万9540円,全株売却済み)
 金融サービスを提供。復配狙いで購入したものの、復配ペースが遅い為利益確定しました。

ライフドリンクカンパニー:23万1533円(累計:同,全株売却済み)
 直近IPO銘柄として購入し,いったん高値掴みになった後ナンピン買いを経て利益確定しました。利益は出ましたが,売買ともにタイミングが悪く,銘柄の急上昇の割に利益が出せおらず反省材料が多いです。

2022年末までの累計損益額ランキング上位

いずれも,単年で目立った損益になったことがある銘柄・損益だけを抽出しています。
今後も毎年末を目途に更新予定です。
【爆損ランキング】
①ユニフォームネクスト:-36万9063円
②MonotaRO:-22万4537円
③ラクス:-11万3239円
【利益ランキング】
①ウィザス:+127万3100円
②ジャパンワランティサポート:+110万9319円
③イオンFS:+72万9540円
④ジャックス:+52万500円
⑤ライフドリンクカンパニー:+23万1533円

 

2022年11月30日水曜日

FIREを目指す配当金生活ファンド保有銘柄一覧&ポートフォリオチェック【2022年11月末】

   秋が深まる11月も、FIREを目指して配当生活ファンドのポートフォリオチェックを行いました。JWSが50%以上の上昇となり売却したため元本が大きく増加しています。


【2022年11月末時点のFIREを目指す配当金生活ファンドの状況】
 PF投資元本: ¥20,083,923(サイドFIRE率66.9%=FIRE率33.5%)
 PF利回り:  1.98%
 月額配当:  ¥33,710

・新規or再購入・追加購入銘柄
①FB介護サービス(1500株→1700株)
堅調な決算を受けて、基本ロットの200万円投資になるよう少しだけ買い増ししました。

②きずなHD(200株→1900株)
出店に伴う利益が着実に積みあがることに期待して、買い増ししました。

③クラシコム(0株→1500株)
ヨーロッパ風のイメージで生活雑貨を販売しているほか、コンテンツ配信やブランドCMの提供などをしているようです。財務が良すぎる慎重な銘柄ですが、株主還元の方針など高い論理性を基に経営されている印象を持ったため新規購入しました。ブランドCMの提供が増え、生活雑貨はヨコヨコ程度で比率が下がれば、業績が大きく伸びる可能性があると思いますが、地道な成長でもOKです。

④三精テクノロジーズ(0株→2500株)
以前購入し、業績先行きが不透明なことから売却していましたが、再購入しました。工事の採算悪化の懸念はありますが、リオープンで遊戯施設向け需要が伸びていることや、エレベーター事業が堅調なことなどを踏まえています。

⑤ヒガシ21(1500株→3000株)
現金比率が高くなったため、割安高配当成長株として買い増ししました。燃料費高騰の影響を乗り越えて業績を伸ばせており、資源価格が落ち着く中で更なる成長に期待しています。

⑥ビーイングホールディングス(500株→1100株)
堅実な需要増を踏まえて買い増しを行いました。

⑦コーユーレンティア(1300株→1400株)
分売があったため応募し、当選した100株だけそのまま保有増としています。


・売却・一部売却銘柄
①スプリックス(2800株→0株)
決算前に少し、決算では先行投資を前倒しで行う旨が発表され、私のイメージと異なるため全株売却しました。何回か利益確定していた銘柄ですが、最後は損切りの形となり、トータルでは保有期間が長めだったもののキャピタルは±0位と失敗に終わりました。

②ライフドリンクカンパニー(600株→0株)
決算後に急騰したため売却しました。少品種大量生産の企業が多品種少量生産の企業を買収するのはどうかなと思っています。利益が出ている企業を買うので許容はできますが、今後の方針をより詳しく知りたいです。株価が落ち着いてくればまた購入したい候補です。

③ジャパンワランティサポート(1200株→0株)
テンバガー候補などとして注目を集めたようで株価が急騰し、50%を超える含み益となったため売却しました。業績成長に伴い更なる大幅上昇もあり得る銘柄とは思いますが、50%上昇銘柄の積み重ねで投資元本を増やす戦略に基づき売却しました。

④ウィザス(5100株→5000株)
NISAの期限を迎えた100株のみを売却しました。ロールオーバーや特定口座への払い出しをしても良かったのですが、100株の端数を処理して分かりやすくしつつ、現金比率を適正に保つためにも売却しました。


FIREを目指す配当金生活ファンドの保有銘柄一覧!
毎月1回、FIREを目指す配当金生活ファンドの保有銘柄や利回りを整理しています。利回りは原価ベース、保有比率は時価ベースです。
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【日本株】86.7%(利回り2.31%)
東京個別指導学院 100 
学究社 100
ヒガシトゥエンティワン 3000
FB介護サービス 1700
伊藤園第一種優先株 100
コーユーレンティア 1400
きずなHD 1900
ビーイングHD 1100
クラシコム 1500
三精テクノロジーズ 2500

【海外株】0.0%(利回り-%)

【国内REIT】0.0%(利回り-%)

【海外REIT】0.0%(利回り-%)

【現金(日本円・米ドル)】13.4%

 11月は決算前後に銘柄を整理しています。損切り・利確ともに多くの株数を行った銘柄があったため現金を多く確保し、買い増しや新規購入のタイミングを計っていた銘柄を、NISAも活用しつつ購入しています。12月はNISAの残り枠をどうするか検討するとともに、金融所得課税の動向などを注視したいです。

2022年10月31日月曜日

FIREを目指す配当金生活ファンド保有銘柄一覧&ポートフォリオチェック【2022年10月末】

   国民年金保険の納付期間の延長、将来的な消費増税の必要性、従来優遇されていた高齢者からさえも徴収を増やそうとする徹底した社会主義政権への警戒・対策を強める必要がある10月も、日本株市場は概ね平穏な動きとなりました。インフレ対応等で入金ができておらず元本の増加は限定的です。

【2022年10月末時点のFIREを目指す配当金生活ファンドの状況】
 PF投資元本: ¥18,683,731(サイドFIRE率62.3%=FIRE率31.1%)
 PF利回り:  1.72%
 月額配当:  ¥26,729

・新規or再購入・追加購入銘柄
なし

・売却・一部売却銘柄
①ライフドリンクカンパニー(800株→600株)
高値掴みからの急落時に買い増ししていたところ、株価がかなり回復してきたため、少々売却して現金比率を高めました。


FIREを目指す配当金生活ファンドの保有銘柄一覧!
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【日本株】83.6%(利回り2.09%)
東京個別指導学院 100 
学究社 100
スプリックス 2800
ヒガシトゥエンティワン 1500
FB介護サービス 1500
伊藤園第一種優先株 100
コーユーレンティア 1300
ジャパンワランティサポート 1200
ライフドリンクカンパニー 600
きずなHD 200
ビーイングHD 500

【海外株】0.0%(利回り-%)

【国内REIT】0.0%(利回り-%)

【海外REIT】0.0%(利回り-%)

【現金(日本円・米ドル)】16.4%

 11月は社会主義政権の動向と、FRBが利上げペース減速に向かうのかに注目したいと思います。2022年NISAの使いどころも考える必要がありますね。月末に業績発表が済み、微増配となったヒガシ21を除く3月末決算企業の中間発表、スプリックスの本決算発表を見極めたいところです。
スプリックスは来期の増配や大阪への森塾出店計画が示されることに期待はしていますが恐らく保守的な見通しを出してくると思われ要注意。
ウィザスは留学生回復での業績押し上げと、通信制高校の好調を反映した株主還元強化策の具体化に期待。
JWSは単純に業績成長の継続に期待もヤマダ電機など家電量販店の下方修正の悪影響を受けている可能性有で要注意。
LDCは増産能力を活かした業績伸長に期待も、トクホやほうじ茶など新たな飲料を発売しており生産効率が低下していないか注視。
FB介護Sは出店ペース遅い為インフレ悪影響が先行しているリスク有。社長交代で経営力弱まる可能性もあり業績数値よく見たい。

2022年9月30日金曜日

FIREを目指す配当金生活ファンド保有銘柄一覧&ポートフォリオチェック【2022年9月末】

   台風の通過やFOMC、高いCPIなどで相場が混乱した9月も、FIREを目指して配当生活ファンドのポートフォリオチェックを行いました。防衛費増額を理由にまたしても社会主義政権が金融所得増税を目論んでいるとのことで注意が必要です。


【2022年9月末時点のFIREを目指す配当金生活ファンドの状況】
 PF投資元本: ¥18,666,573(サイドFIRE率62.2%=FIRE率31.1%)
 PF利回り:  1.73%
 月額配当:  ¥26,867

・新規or再購入・追加購入銘柄
①ジャパンワランティサポート(900株→1200株)
前月より買い増ししています。

②ライフドリンクカンパニー(300株→800株)
夏が終わり売り上げ減少の懸念が出てきたのか、テレビで話題となった人気が衰えてきたのかは不明ですが、株価が下落したため少し買い増ししました。

③コーユーレンティア(1100株→1300株)
株価下落時に少し買い増ししました。

④ビーイングHD(0株→500株)
ヒガシ21と同様に物流事業を手掛けています。冷蔵保存が必要な食品など取扱商品の幅を広げることで事業拡大が進むと考えられます。売上高が伸びる中で利益をきちんと確保できるかを注視したいと思います。

⑤きずなHD(0株→200株)
家族層事業を手掛ける銘柄で、団塊の世代の死者数が増加したり、都市部への出店が進んだりすれば業績が伸びると考えられます。

⑥FB介護サービス(1300株→1500株)
現金比率が高まったため買い増ししました。社長交代に伴う若返りがどう出るか、やや不安ではありますが、高齢の社長が突然亡くなる等のリスクは減りました。

・売却・一部売却銘柄
①イオンFS(200株→0株)
金利上昇に伴う不良債権の増加や金融危機リスクを懸念して売却しました。

②三精テクノロジーズ(300株→0株)
財務良好の優良株ですが、大阪IRの見通しが立たない上、遊園地等の営業再開も力不足とみて成長力に疑問符が付くことから売却しました。

③PFF米国優先株ETF(115株→0株)
米国株下落リスクに備え利益確定しました。円安も一因です。

④SPYD米国高配当株ETF(170株→0株)
③と同様に米国株下落リスクに備え利益確定しました。

⑤SRET世界REITETF(160株→0株)
米不動産市場はクラッシュが近いと思われます。

⑥アルヒ(300株→0株)
TOB対象となったため売却しました。高配当ではありましたがNISA口座で半ば塩漬け化していたため助かります。

FIREを目指す配当金生活ファンドの保有銘柄一覧!
毎月1回、FIREを目指す配当金生活ファンドの保有銘柄や利回りを整理しています。利回りは原価ベース、保有比率は時価ベースです。
銘柄名をクリックすると、個別銘柄の紹介を見ることができます。


【日本株】83.9%(利回り2.08%)
東京個別指導学院 100 
学究社 100
スプリックス 2800
ヒガシトゥエンティワン 1500
FB介護サービス 1500
伊藤園第一種優先株 100
コーユーレンティア 1300
ジャパンワランティサポート 1200
ライフドリンクカンパニー 800
きずなHD 200
ビーイングHD 500

【海外株】0.0%(利回り-%)

【国内REIT】0.0%(利回り-%)

【海外REIT】0.0%(利回り-%)

【現金(日本円・米ドル)】16.0%

 10月は日本でも値上げラッシュのためインフレ率上昇の懸念が高まります。日銀総裁の後任がどうなるかで金融政策も不透明ですし、米中間選挙も近づいてきます。FRBの利上げは続くと見られる中、米株市場がどこまで崩れるのか、イギリスの債務問題がどうなるのか、社会主義政権が次はどのような中間層引きずり下ろし策を出してくるのか、特に金融所得課税の強化や一般NISAの廃止リスクなど、注視すべき項目は多いです。「高齢者優遇+現役世代から取る」のが国のスタンスでしたが、社会主義政権では「高齢者からも取る」「中間層を貧困層に向かわせる」ことで格差の是正を図るようです。権力を握るために政治家が私腹を肥やすのではなく、合法的な手段で論理的に社会主義政策・財政再建策wを進めてくるためストップをかけづらく厄介ですね。
一方、下旬~3月末決算企業の中間決算の発表時期に入ってくるため、上方修正に期待したいと思います。また、資源価格の一服で原料高も緩和されてくるのではないかと考えています。

2022年8月31日水曜日

FIREを目指す配当金生活ファンド保有銘柄一覧&ポートフォリオチェック【2022年8月末】

  内閣改造、米CPI落ち着きへの期待が高まる8月も、FIREを目指して配当生活ファンドのポートフォリオチェックを行いました。


【2022年8月末時点のFIREを目指す配当金生活ファンドの状況】
 PF投資元本: ¥18,204,589(サイドFIRE率60.7%=FIRE率30.3%)
 PF利回り:  2.11%
 月額配当:  ¥31,986

 8月はFOMCもなく相場ではリスクオンムードが高まる流れとなりましたが、最終盤にジャクソンホール公演の影響で大きく下げる場面もありました。

・新規or再購入・追加購入銘柄
①ジャパンワランティサポート(0株→900株)
直近IPO銘柄で、家電製品の延長保証等を手掛けています。ヤマダ電機への依存度が高いことや、経過年数の多い契約の比率が高まることで修理費用がかさむことなどが懸念されますが、成長力はありそうです。割安感が高まるタイミングがあれば買い増ししていきたいです。

②コーユーレンティア(100株→1100株)
上方修正を機に優待の魅力が高まる700株を超える株数まで買い増ししました。大阪万博やコロナからの回復本格化で更なる伸びの余地もあり、割安℃が高い状態が続けば更なる買い増しも視野に入れています。

③ライフドリンクカンパニー(0株→300株)
大阪に本社がある飲料メーカーで、OEM製造でイオントップバリュなど向けに大量にお茶と水を製造しています。楽天市場では強炭酸水も人気とのことです。2024年の工場新設など自社での製造能力アップが進められている直近IPO銘柄で、狙っている中で株価が先に上がってしまったため小規模な買いにとどめています。

④FB介護サービス(1200株→1300株)
堅調な1Q業績で少し株価が上昇しましたが、依然として極端に割安と判断し買い増ししています。経営者が高齢であることが大きな不安材料ですが、出店を進めていることや正社員登用を進めて人材確保を行っていること、本業以外の整理を進めていることなどを好感しています。順調な業績が続けば配当性向の引き上げに伴う増配も見込めます。

・売却・一部売却銘柄
①三井住友FG(200株→0株)
業績成長が見込める割安成長株が多数ある中、景気の先行きが不透明感を増しているため、高配当は魅力ですがポートフォリオ成長を狙い売却しました。

②イオンFS(1200株→200株)
順調に国内のクレジットやキャッシング需要が回復する中で売却しました。68円配の回復や中長期的な東南アジア成長も期待できる銘柄ですが、業績回復に比して配当の回復が遅いことや、米金利上昇や中国経済低迷に伴う東南アジアの景気減速懸念があることなどから売却を進めました。

③スプリックス(3300株→2800株)
売り込まれたタイミングで買い増しした500株を、株価回復に伴ってようやく売却しました。残りの2800株については、1.5倍~2倍程度を目安に継続保有する方針です。大阪をはじめとする関西エリアへの森塾進出に期待です。

④ジャックス(300株→0株)
成長力のある割安高配当株として重宝していましたが、金利上昇や新興国経済の減速懸念から利益確定しました。インカム狙いでしたがキャピタルもある程度取れたためラッキーと言えるでしょう。

FIREを目指す配当金生活ファンドの保有銘柄一覧!
毎月1回、FIREを目指す配当金生活ファンドの保有銘柄や利回りを整理しています。利回りは原価ベース、保有比率は時価ベースです。
銘柄名をクリックすると、個別銘柄の紹介を見ることができます。


【日本株】75.0%(利回り2.46%)
東京個別指導学院 100 
学究社 100
イオンフィナンシャルサービス 200 
スプリックス 2800
三精テクノロジーズ 300
アルヒ 300
ヒガシトゥエンティワン 1500
FB介護サービス 1300
伊藤園第一種優先株 100
コーユーレンティア 1100
ジャパンワランティサポート 900
ライフドリンクカンパニー 300

【海外株】7.0%(利回り3.84%)
【国内REIT】0.0%(利回り-%)

【海外REIT】0.9%(利回り5.37%)
SRET スーパーディヴィデンド世界リート 160

【現金(日本円・米ドル)】17.2%

 ふと思ったのですが、カタカナ銘柄が多いですね。9月はFOMCに注意したいと思います。

2022年7月29日金曜日

FIREを目指す配当金生活ファンド保有銘柄一覧&ポートフォリオチェック【2022年7月末】

 極端に早い梅雨明けとなったものの、その後は猛暑が一段落した7月も、FIREを目指して配当生活ファンドのポートフォリオチェックを行いました。


【2022年7月末時点のFIREを目指す配当金生活ファンドの状況】
 PF投資元本: ¥17,437,624(サイドFIRE率58.1%=FIRE率29.1%)
 PF利回り:  2.74%
 月額配当:  ¥39,745

 7月は参議院選挙とFOMCを無事通過し、ややリスクオンムードが出てくる相場となりました。

・新規or再購入・追加購入銘柄
なし

・売却・一部売却銘柄
①ジャックス(400株→300株)
 割安成長株で高配当というFIREに適した典型的な銘柄ですが、株価上昇に伴い現金比率を高める目的で一部売却しました。

FIREを目指す配当金生活ファンドの保有銘柄一覧!
毎月1回、FIREを目指す配当金生活ファンドの保有銘柄や利回りを整理しています。利回りは原価ベース、保有比率は時価ベースです。
銘柄名をクリックすると、個別銘柄の紹介を見ることができます。


【日本株】75.6%(利回り3.23%)
東京個別指導学院 100 
学究社 100
イオンフィナンシャルサービス 1200 
スプリックス 3300
ジャックス 300
三井住友FG 200
三精テクノロジーズ 300
アルヒ 300
ヒガシトゥエンティワン 1500
FB介護サービス 1200
伊藤園第一種優先株 100
コーユーレンティア 100

【海外株】7.6%(利回り3.83%)
【国内REIT】0.0%(利回り-%)

【海外REIT】1.0%(利回り5.37%)
SRET スーパーディヴィデンド世界リート 160

【現金(日本円・米ドル)】15.8%

 8月は3月末決算企業の第1四半期決算が発表されます。上方修正に期待できる銘柄もあり、PER修正が入ることを期待しています。猛暑に伴う電力不足や台風などの災害リスク、お盆休み中などの金利急騰リスクなどには注意したいと思います。

2022年6月30日木曜日

FIREを目指す配当金生活ファンド保有銘柄一覧&ポートフォリオチェック【2022年6月末】

 米FRBが0.75%の利上げを行うなど、インフレ対策が加速しています。日本でも日銀が無理やり0.25%に金利を抑え込んでいますが、国債買い入れ額が急増しており金利上昇のリスクは高まっています。


【2022年6月末時点のFIREを目指す配当金生活ファンドの状況】
 PF投資元本: ¥17,168,415(サイドFIRE率57.2%=FIRE率28.6%)
 PF利回り:  2.86%
 月額配当:  ¥40,949

 6月は米景気腰折れリスクを踏まえた売却を行いました。極端な高配当が魅力だったBDCを売却したため、PF利回りが大きく低下しています。

・新規or再購入・追加購入銘柄
コーユーレンティア(0株→100株)
 備品レンタル事業が主力です。コロナワクチン接種特需剥落、また流動性改善のための分売などが敬遠されて株価が低迷しています。700株保有で価値が急上昇する優待も魅力ですが、個人株主が増加すればコストがかなりかかりそうで廃止リスクも高いです。ただ、インフレの中で、既にストック済みの備品に対するレンタル需要は高まる可能性もあります。2025年大阪万博時の特需も見込めます。懸念点は、景気後退時に不動産開発が減れば、マンションモデルルーム向け等のレンタルが減ってしまう点です。

FB介護サービス(400→1200株)
 極端な割安成長株と判断し、買い増ししています。福祉用具レンタル事業について、新たに購入した備品の貸出や回転が進むことで採算改善にも期待しています。また首都圏への施設展開を進めることで収益を伸ばす余地があるほか、現在進めている出店が利益を圧迫しているとも考えられ、仮に出店で収益を伸ばすことが困難になった場合でも、利益水準は伸びることで割安感がさらに高まることに期待しています。


・売却・一部売却銘柄
①ウィザス(5400株→5000株)
 割安成長株として通信制高校事業を中心に利益が伸びてきています。四季報夏号を見ると、配当方針の変更の必要性を企業側も認識しているようで、増配期待もあります。また、コロナ鎖国の影響を受けて留学生向け教育事業が低迷していましたが、今後持ち直しが見込まれるなど、好材料が複数あります。ただ、相場暴落のリスクが高まっている中で、PFに占める比率が20%超と極端に高いことから、現金を確保すべく少しだけ利益確定しました。

②イオンFS(1700株→1200株)
 東南アジアの成長が期待されるほか、復配での株価回復が期待されます。しかし、業績回復に比して配当回復が緩慢であることと、米利上げに伴い東南アジアでの貸し倒れ増加リスクがあることなどを踏まえ、一部のみ利益確定しました。こちらも現金比率の確保も目的の1つです。

③オリックス(100株→0株)
 優待は廃止しないとアナウンスしていたのに優待廃止を行ったことから、即時売却しました。

④イオンモール(100株→0株)
 アフターコロナでの業績回復を見越して購入したものの、コロナの落ち着きが遅く塩漬けとなっていました。このたび株価がやや回復し、配当+優待を考慮すればプラス水準に達している中で、現金確保につなげるべく売却しました。

⑤ARCCエイリスキャピタル(140口→0口)
 BDCと呼ばれるハイリスク超高分配のETFです。FRB利上げ加速で株価が下落し、今後暴落も懸念されるため利益が乗っているうちに売却しました。

⑥PSECプロスペクトキャピタル(360口→0口)
 ARCCと同様、利益確定しました。

FIREを目指す配当金生活ファンドの保有銘柄一覧!
毎月1回、FIREを目指す配当金生活ファンドの保有銘柄や利回りを整理しています。利回りは原価ベース、保有比率は時価ベースです。
銘柄名をクリックすると、個別銘柄の紹介を見ることができます。


【日本株】77.7%(利回り3.27%)
東京個別指導学院 100 
学究社 100
イオンフィナンシャルサービス 1200 
スプリックス 3300
ジャックス 400
三井住友FG 200
三精テクノロジーズ 300
アルヒ 300
ヒガシトゥエンティワン 1500
FB介護サービス 1200
伊藤園第一種優先株 100
コーユーレンティア 100

【海外株】7.8%(利回り3.89%)
【国内REIT】0.0%(利回り-%)

【海外REIT】1.0%(利回り5.44%)
SRET スーパーディヴィデンド世界リート 160

【現金(日本円・米ドル)】13.5%

 7月は参院選の結果にも一応注意しつつ、やはりメインどころとしてFRB利上げが0.75%となるのか、また9月以降の利上げ幅のアナウンスを注視したいです。6月はアナウンス無視でいきなり0.75%になったので、アナウンスの意味があるのかは疑問ですが。
 6月に現金比率を高めることができているため、相場暴落時には現金出動をして既に割安感がかなり高まっている割安成長株を狙いたいです。米景気腰折れが徐々に明らかになってきており、これが景気後退と判断されるところまでいけば、大きな調整もあり得るのかなと思います。

2022年5月31日火曜日

FIREを目指す配当金生活ファンド保有銘柄一覧&ポートフォリオチェック【2022年5月末】

 米FRBによる0.5%毎の利上げが進み始め、景気減速が懸念されます。国内では社会主義政権が表面上は株主敵視政策を回避するような発言をしていますが、内容が伴っていないため先行きは不透明でしょう。

【2022年5月末時点のFIREを目指す配当金生活ファンドの状況】
 PF投資元本: ¥16,627,327
 PF利回り:  3.25%
 月額配当:  ¥45,041(サイドFIRE率43%、FIRE率21%)

 5月は決算がらみで売買が多めになりました。海外ETFについては益出しも行ったことから、原価ベースの利回りが低下しています。

・新規or再購入・追加購入銘柄
スプリックス(2800株→3300株)
 2023年9月期の中間決算の発表後、株価が急落しました。前期に湘南ゼミナール買収の関係で業績進捗が通常と異なっていた影響で、進捗率がコンセンサスを下回ったことが背景にあると考えられます。ただ、業績成長軌道は変わっておらず、新規出店も継続しているため、中長期的にはダブルバガーを狙える銘柄として継続保有中です。

ヒガシトゥエンティワン(600株→1500株)
 中期経営計画の上方修正や高配当の継続が発表された好財務銘柄のため買い増しを行いました。主要顧客の関電がエネルギー価格高騰に苦しんでいる点が懸念材料ですが、同じく主要顧客の日本生命は堅実な業績が見込まれます。また、3PL事業を中心に物流事業は市場拡大の恩恵を受けられるため、中期的に1.5倍~ダブルバガーを狙える割安成長株との位置づけです。株価が停滞するようであれば、更なる買い増しも視野に入るでしょう。

FB介護サービス(100株→0株→400株)
 決算直後にいったん売却しましたが、再び株価が低迷したこと、学究社の売却で現金を確保できたことから数量を増やして再購入しています。


・売却・一部売却銘柄
①学究社(600株→100株)
 業績は堅実な右肩上がりで、配当+優待利回りも高い安心できる銘柄です。ただ、東京圏の人口も中長期的には減少が避けられない中、新事業への取り組みもないため将来的には業績の落ち込みが懸念されます。相場暴落に備えた現金比率の引き上げ狙いもあり、100株のみ残して利益確定を行いました。

FIREを目指す配当金生活ファンドの保有銘柄一覧!
毎月1回、FIREを目指す配当金生活ファンドの保有銘柄や利回りを整理しています。利回りは原価ベース、保有比率は時価ベースです。
銘柄名をクリックすると、個別銘柄の紹介を見ることができます。


【日本株】78.6%(利回り3.35%)
東京個別指導学院 100 
学究社 100
イオンフィナンシャルサービス 1700 
オリックス 100 
スプリックス 3300
ジャックス 400
三井住友FG 200
イオンモール 100
三精テクノロジーズ 300
アルヒ 300
ヒガシトゥエンティワン 1500
FB介護サービス 400
伊藤園第一種優先株 100

【海外株】12.0%(利回り5.19%)
ARCCエイリスキャピタル 140 
PSECプロスペクトキャピタル 360 

【国内REIT】0.0%(利回り-%)

【海外REIT】1.0%(利回り5.12%)
SRET スーパーディヴィデンド世界リート 160

【現金(日本円・米ドル)】8.4%

 6月は3月末決算企業の配当入金が見込まれます。20万円程度を予定しており、労働による入金と併せてポートフォリオの現金比率拡大につなげたいです。