2022年9月30日金曜日

FIREを目指す配当金生活ファンド保有銘柄一覧&ポートフォリオチェック【2022年9月末】

   台風の通過やFOMC、高いCPIなどで相場が混乱した9月も、FIREを目指して配当生活ファンドのポートフォリオチェックを行いました。防衛費増額を理由にまたしても社会主義政権が金融所得増税を目論んでいるとのことで注意が必要です。


【2022年9月末時点のFIREを目指す配当金生活ファンドの状況】
 PF投資元本: ¥18,666,573(サイドFIRE率62.2%=FIRE率31.1%)
 PF利回り:  1.73%
 月額配当:  ¥26,867

・新規or再購入・追加購入銘柄
①ジャパンワランティサポート(900株→1200株)
前月より買い増ししています。

②ライフドリンクカンパニー(300株→800株)
夏が終わり売り上げ減少の懸念が出てきたのか、テレビで話題となった人気が衰えてきたのかは不明ですが、株価が下落したため少し買い増ししました。

③コーユーレンティア(1100株→1300株)
株価下落時に少し買い増ししました。

④ビーイングHD(0株→500株)
ヒガシ21と同様に物流事業を手掛けています。冷蔵保存が必要な食品など取扱商品の幅を広げることで事業拡大が進むと考えられます。売上高が伸びる中で利益をきちんと確保できるかを注視したいと思います。

⑤きずなHD(0株→200株)
家族層事業を手掛ける銘柄で、団塊の世代の死者数が増加したり、都市部への出店が進んだりすれば業績が伸びると考えられます。

⑥FB介護サービス(1300株→1500株)
現金比率が高まったため買い増ししました。社長交代に伴う若返りがどう出るか、やや不安ではありますが、高齢の社長が突然亡くなる等のリスクは減りました。

・売却・一部売却銘柄
①イオンFS(200株→0株)
金利上昇に伴う不良債権の増加や金融危機リスクを懸念して売却しました。

②三精テクノロジーズ(300株→0株)
財務良好の優良株ですが、大阪IRの見通しが立たない上、遊園地等の営業再開も力不足とみて成長力に疑問符が付くことから売却しました。

③PFF米国優先株ETF(115株→0株)
米国株下落リスクに備え利益確定しました。円安も一因です。

④SPYD米国高配当株ETF(170株→0株)
③と同様に米国株下落リスクに備え利益確定しました。

⑤SRET世界REITETF(160株→0株)
米不動産市場はクラッシュが近いと思われます。

⑥アルヒ(300株→0株)
TOB対象となったため売却しました。高配当ではありましたがNISA口座で半ば塩漬け化していたため助かります。

FIREを目指す配当金生活ファンドの保有銘柄一覧!
毎月1回、FIREを目指す配当金生活ファンドの保有銘柄や利回りを整理しています。利回りは原価ベース、保有比率は時価ベースです。
銘柄名をクリックすると、個別銘柄の紹介を見ることができます。


【日本株】83.9%(利回り2.08%)
東京個別指導学院 100 
学究社 100
スプリックス 2800
ヒガシトゥエンティワン 1500
FB介護サービス 1500
伊藤園第一種優先株 100
コーユーレンティア 1300
ジャパンワランティサポート 1200
ライフドリンクカンパニー 800
きずなHD 200
ビーイングHD 500

【海外株】0.0%(利回り-%)

【国内REIT】0.0%(利回り-%)

【海外REIT】0.0%(利回り-%)

【現金(日本円・米ドル)】16.0%

 10月は日本でも値上げラッシュのためインフレ率上昇の懸念が高まります。日銀総裁の後任がどうなるかで金融政策も不透明ですし、米中間選挙も近づいてきます。FRBの利上げは続くと見られる中、米株市場がどこまで崩れるのか、イギリスの債務問題がどうなるのか、社会主義政権が次はどのような中間層引きずり下ろし策を出してくるのか、特に金融所得課税の強化や一般NISAの廃止リスクなど、注視すべき項目は多いです。「高齢者優遇+現役世代から取る」のが国のスタンスでしたが、社会主義政権では「高齢者からも取る」「中間層を貧困層に向かわせる」ことで格差の是正を図るようです。権力を握るために政治家が私腹を肥やすのではなく、合法的な手段で論理的に社会主義政策・財政再建策wを進めてくるためストップをかけづらく厄介ですね。
一方、下旬~3月末決算企業の中間決算の発表時期に入ってくるため、上方修正に期待したいと思います。また、資源価格の一服で原料高も緩和されてくるのではないかと考えています。