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2026年9月26日土曜日

決算に向けたざっくりメモ

※通過したものは削除 し、「銘柄に関するざっくりメモ」に結果等を記録
①ハードオフ
 既存店売上堅調、人件費等乗り越え上方修正に近づくと見込む。
 TOPIX除外影響や上方修正なしなどで下落すれば買い増し視野
②マツオカC
 ファストリ好調を追い風に上方修正に近づくと見込む。
 東南アジア工場の稼働率低下(従業員教育の遅れ、政情不安等)がないか注視
 上記2点の影響が大きくなければ継続保有
③PRONI
 堅実にQonQ伸びているか確認
 上方修正で上振れが欲しい
 大幅上振れなら薄くスライス売り検討
④ヒトトヒトHD
 買収企業の業績反映遅れているが実態確認したい
 ピークシーズンの前半にどれだけ売上・利益確保できているか注視
 上記2点の状況劣悪なら切るが、基本的には継続保有
⑤くすりの窓口
 厚労省ガイドライン対応後の成長継続を確認したい
 基本的には継続保有
⑥三精テクノロジーズ
 工事進行・海外遊戯部品等順調なはずで上方修正も視野
 上方修正で大幅上昇ならスライス売り
⑦スプリックス
 本決算。
 TOFAS事業のマネタイズ加速・先行投資減少で来期大幅増収増益からのストップ高付近までの上昇に期待
 業績見通し好調で大幅上昇なら全売り
 業績見通し堅調で小幅上昇や、業績不振でも売り検討
⑩アルファポリス
 海外書籍現物販売の状況注視
 アニメ制作の期ずれ等注視
 電子書籍がAI等に需要奪われていないか注視
 基本的に継続保有
⑪ワシントンホテル
 7-9月期天候不順逆風の可能性あり
 アジア大会の追い風弱い
 基本的に継続保有だが株価推移によっては売却
⑫日本信号
 受注残に注目、鉄道業界の改札機QR等需要旺盛と見込む
 基本的に継続保有
⑬JR九州
 地震による特損額に注目
 基本的に継続保有し10-12月期のふっこう割および好天特需に期待
⑭テレビ東京
 アニメ事業の成長度合い
 テレビCMの相場低迷からの回復状況
 基本的に継続保有



2026年7月2日木曜日

銘柄に関するざっくりメモ

鉄道株
①東海旅客鉄道
 事業の多角化に消極的
 在来線合理化(減便)によるコスト削減余地あり
 東海道新幹線一本足打法
 →利益率高いが、そのため運賃値上げを実施しにくい
  人件費等の高騰で利益率低下が懸念される
 リニア問題
 →工事完成先送りにより、結果として財務体質の強化に時間をかけられる
  すでに財務体質は強固で、増配や自社株買いを進めるべき
  (多少の増配や小規模な自社株買いはあるが不十分)
②九州旅客鉄道
 事業の多角化に積極的
 鉄道事業は減便減車など徹底しており地元での評判△
 不動産事業の影響が大きく、鉄道会社という感じではない
③西日本旅客鉄道
 事業の多角化に後ろ向き(鉄道を軸とし続けたい印象)
 不採算路線の整理には積極的
 鉄道システムの外販など、鉄道事業がらみの関連ビジネスには前向きで◎
④阪急阪神HD
 阪神タイガースや宝塚歌劇などイベント系強い
 阪急線の沿線高齢化の懸念
 ※京都線はインバウンド需要旺盛
 阪神電車はUSJ需要を取り込める
 財務良好で増配意欲もあり安定だが、割安になりにくい
⑤京阪HD
 減車減便に積極的
 プレミアムカーなどの増収策◎
 沿線の人口減少が大きく懸念される
 →叡山電車や、伏見稲荷大社のインバウンド需要でカバーできるかも
  ※鉄道事業以外の百貨店や沿線開発などはカバーできなさそう
 不動産事業の利益に占める割合が高め(不動産強いというより、鉄道路線が少なく安い)
⑥近鉄GHD
 とにかく財務が悪い
 リニア新幹線開通すれば名阪特急に大打撃+京奈・阪奈のインバウンド需要も流出か
 不動産売却などで財務改善を進めるものの、結果として有事の際に売るものがなくなりリスクが高まる懸念
 国際物流(近鉄エクスプレス)の影響大きく、利益変動激しい
⑦東京メトロ
 まだ鉄道外事業の比率10%程度と少ない
 →今後の成長余地としてみることができる
 古い路線が多く設備更新などに費用がかさむ可能性あり
⑧NANKAI
 沿線人口の減少が痛手
 関西空港のインバウンド需要取り込める
 ※なにわ筋線開通で減少かも?

銀行株
①三菱UFJフィナンシャルグループ
 モルガンスタンレー抱える
 国内首位だが地方部では意外と店舗網薄め
 米国金利の影響大
○②三井住友FG
 効率性重視の堅実な経営
 国内:海外≒1:1、粗利の25%程度が役務提供
 SMBC銀行本体の利益が9割程度でSMBC日興証券などは少ない
 →日本の三井住友銀行が、海外展開もしっかりしているイメージ
  役務提供等もしているが、主軸は貸出(いわゆる銀行業)
  足元では国内の資金利益の伸び大(日銀利上げの恩恵)、他は微増傾向
④横浜銀行
 M&Aや不動産ファイナンスにも強い
 役務提供利益2割弱
 僅少な国際業務利益あり
 預貸金利回り差が1%超と大きい○
 貸出のうち変動金利7割(市場金利連動性大は3割)○
 円債が有価証券の5割、株式1割強
 円債の評価損をはるかに上回る株式評価益◎
⑤千葉銀行
 預金量豊富
 千葉興業銀行を食べる
 役務提供利益15%
 大企業向け融資15%程度で中小企業向け・住宅ローン多い
 預貸金利差1%程度と高め
 円債含み損は株式含み益で相殺可能○
⑥しずおかFG
 愛知県を含め、製造業向け多め
 名古屋銀行と統合へ→愛知県内の競争緩和
 役務提供利益2割
 低利回りの円債処理2026年度中に低利回りのものから進行、株売却益と相殺
 →円債の含み損増えているが株含み益も増えているので処理額増の可能性あり
 定期預金獲得に注力も預金金利コスト抑制も意識
 思い切った取り組みは少ないが堅実な銀行というイメージが強い
⑦京都FG
 京都企業の株式を多く保有
⑧琉球銀行
 沖縄首位だが規模は小さめ
 2番手のおきなわFGもそれなりに大きいため
 役務利益比率が純利益の半分程度◎※結構特殊
⑨南都銀行
 地元個人向け(住宅ローン等)多め
 役務提供利益1割程度と少なめで実額も不安定
 →利上げの恩恵は着実に受けられる○、新規ビジネスには消極的△
 ※昔の銀行のイメージが強めに残る。あんまり運用上手ではない。
 2027年3月期1Q:債券含み損85,610百万円、株式含み益90,672百万円
⑩三井住友トラストHD
 手数料ビジネスが利益の35%程度
 貯蓄から投資への流れで総株主数が増加し株式管理に追い風
 株価上昇で富裕層の資産管理ビジネス追い風
⑪ほくほくFG
 事業性・個人ローン:北海道4~5割+北陸3~4割+大都市圏2割程度
 観光+製造業
 役務提供利益15%程度、資金利益では貸出金利息:有価証券利息≒3:1○
 2027年3月期1Q:総資金利ザヤ0.47%、株式評価益145,723百万円、債券評価損21,148百万円◎
⑫ひろぎんHD
 マツダなど広島製造業向け多め
 役務提供利益25%程度○、国債処理進行中でも利益確保
 有価証券の65%程度が円債×
 2027年3月期1Q:総資金利ザヤ0.47%、株式評価益749億円、債券評価損1349億円、スワップ等その他益882億円
⑬SBI新生銀行
 SBI証券連携で住信SBIからのシフト期待
 すでに時価総額結構大きい△
 非資金利益が利益の50%程度と他行比で突出○
⑭ふくおかFG
 みんなの銀行システム外販など独自色
 九州全域に強み、TSMC恩恵も
 非資金利益1~2割程度
 僅少ながら国際事業あり
 預金積み上げできている
 信用コスト上昇あり
 有価証券のうち株式わずか5%、外債5割弱、円債5割弱(大半が国債)
 政策保有株売却かなり進んでいる
 →規模大きいわりに、みんなの銀行事業を除き典型的な地銀に近い
○⑮ちゅうぎんFG
 フィービジネス拡大に注力(役務提供等2割、利上げで資金利益増のため比率低下傾向だが実額は堅実に伸び○)
 貸出金利益:有価証券利息≒2:1
 預金金利上昇痛いが貸出金利上昇の方が上回っており○
 広島にも一部進出(預金の8割岡山、1割広島)
 低利回り債のイレカエしつつ利益確保できている◎
 2027年3月期1Q:総資金利ザヤ0.63%、中国銀行単体債券含み損1,804億円、株式含み益1,408億円、その他(スワップ等)含み益946億円
⑯西日本FHD
 資金余力は日銀預け金があるのでまだあり○
 債券とみられる売却損の処理は進めてきたがまだ必要△
 →投信売却益などと相殺する方針
 ※有価証券の保有額の7割程度が国内債券×
 →相当保守的な銀行という印象
 役務提供利益2割程度○
 2027年3月期1Q:総資金利ザヤ0.63%、債券含み損75,968百万円、株式含み益107,452百万円
○⑰九州FG
 鹿児島銀行+肥後銀行、鹿児島が軸
 鹿児島地域のローカル決済手段「Payどん」が好調
 貸し出しの5割が変動金利、固定金利も3年など短期中心
 半導体を含めて貸し出しニーズは旺盛、預金獲得がやや課題
 役務提供15%程度
 有価証券の半分程度が円債だが社債がうち4割
 円債・外債とも平均残存年数2年未満と短期○
 説明資料が丁寧だが説明力・経営力は地元のボスレベルか
×⑱三十三FG
 三重。あいちFGと統合予定
 全東信に多額の貸出あり×
 ※小規模地銀や信金が貸すのや、南都イオンしずぎんのような少額融資はわかるが、三十三FGの規模で多めに融資は×
⑲おきなわFG
 銀行業以外(リース、証券、カード等)の利益着実
 株式保有極端に少なく、ヘッジも少ないため債券含み損カバーできていない
 

不動産株
①三井不動産
 賃貸・分譲・マネジメントの三本柱で最も事業が多角化
 街づくりからオフィス・商業施設・住宅・ホテルまで幅広く手掛ける
 欧米+アジアへの展開に前向き
②住友不動産
 都心の賃貸や分譲が軸
 海外はインド事業に積極的
③三菱地所
 丸の内エリアのオフィスビル事業が利益の大半
 一部アメリカにも展開

商社株
①三菱商事
 大規模案件なら一択の場合も
②三井物産
 資源ビジネス強い
③伊藤忠商事
 非資源ビジネス強い
 ファミマ
④丸紅
 アグリ系(穀物とか)強い
⑤住友商事
 メディア系、社会インフラなどちょっと変わり種。
 爆発力小さめだが安定成長性高め。
⑥双日
 五大商社より1桁時価総額小さい
 カザフスタンやレアアース、航空機など独自色
 投資目利き力は五大商社に劣るが、その分割安
⑦豊田通商
 自動車流通に特色
 アフリカビジネスのトップランナー
コングロマリット系
①ヒューリック
 2026年の海外売出で外国人持ち株比率20%以上に
 支払利息が営業利益の2割(2027年3月期2Q時点)
 ホテル事業や事業投資なども行い利益貢献しているが、不動産賃貸が利益の大半、一部に売却益もあり。
 コングロマリット化を推進しているが、まだ初期段階で、不動産賃貸企業と考えるべき
②オリックス
 インフラ系(公共インフラ、船舶、航空機、自動車、建機リース等)、金融系(保険、ファイナンス、アセマネ等)、不動産が3軸
③大阪ガス
 ガス・電力事業、海外展開進む、資源開発にも注力
 都市開発、石炭化学素材などにも拡大
 コングロマリット化は進行中で、鉄道軸だが多角化中の鉄道会社(JR西)的なイメージ

その他
①ハードオフ(2026年8月15日更新)
 既存店売上高100%超を継続
 出店も着実継続でシェア拡大へ
 リユース市場自体が伸びる
 インフレに強い
 DOE6%による実質累進配当
 ▼TOPIXからの除外売り圧力あり
 有価証券売却で資産効率アップも進捗中
 現金比率高く財務堅牢
 販管費の5割以上が人件費で賃金上昇痛いがインフレに強い業態で価格変更しやすい
 ▼リユース市場拡大で不当な低価格での買取規制など政府が規制強化の方向あり
 EC売上比率20%弱で成長中→高利益率、安定収益につながる可能性
 人口減少痛手も海外進出(台湾、カンボジア、アメリカ、ハワイ等) 着実
 ※現状、国内1000店に対して海外30店程度と少ないが、人口減少を補うぐらいは出店できそう
②マツオカコーポレーション(2026年8月15日更新)
 人件費増の中国は衣類→布団・枕・枕カバー生産(機械化・省人化しやすい)に切替中
 南・東南アジアでの工場拡大や生産性向上が進行中
 →受注勢い強く、生産性向上分は売上増に直結
 為替(ドル円、元円)の影響あり
 ユニクロ(ファストリ)向け比率高い
 ファン付きウェアなどやや複雑な製品も生産可能
 ▼気温により引き取り時期ズレを背負わされ売上・利益ブレ(期ズレ)生じやすい
 ▼▼ラミネーションフィルム事業で原材料高痛手、下期にコスト高影響拡大の見通し
 ※ラミネーションフィルム事業とは、布へのプリントをする系
  衣類そのものではなく、中間製品を納品するイメージ
 生産地:中国・ベトナム・バングラ3割ずつ
③PRONI(2026年8月15日更新)
 四半期ごとに売上高・営業利益が継続して伸びる
 人材採用などの先行投資は利益率を意識して行う方針を明記
 営業利益率は高水準維持
 マッチング件数も伸び継続、低単価企業減少だが高単価への移行もあり
 単価自体も伸びているので、多少件数落ちても問題なし
 AIによってサービス全体が代替されるリスクが0ではないが、ターゲットとなる中小企業がAIを使いこなして各種サービスを選別できるとは考えにくい(人への相談が生じる)
 ▼子会社設立で一部部門を分社化している点が懸念(経営陣の対立の可能性が0ではない)
 売上、利益の四半期単位の伸び継続なら通期でやや上振れを想定
 繰越欠損金でEPS嵩上げされているが、業績成長があり1.5年程度で挽回できる
④ヒトトヒトHD(2026年10月26日更新)
 警備会社の買収で課題の冬シーズンの利益率アップへ
 買収分微増益か、買収費用などを除いた値を「実力値」とする方針△
 ※バスケBリーグや、新シーズン化のJリーグなど冬開催のスポーツイベントも追い風
 ▼アルバイト採用コスト(人件費そのもの+学生減による採用難)の上昇に注意
 3Qはアジア大会、来期は花博需要にも期待
 巨人と取引ないため野球アジアCSは利益なしとみられる
 万博売上剥落も粘っている
 プロ野球球団との取引多いが、警備の一部(複数会社が受注する中の1社)を担うだけなので、伸びしろがあると言えばあるが競合もあるのでぼろ儲けは出来ない

⑤くすりの窓口(2026年8月15日更新)
 厚労省によるポイント付与警告への対応済み
 ▼政策による影響(薬価抑制につながる薬局の効率化等)を受けやすい
  ※薬局の省人化が進むとAI受付機などには追い風になることも
 ストック収益と言っている売上の一部が一時的に剥落することはあるが、成長継続はできている
 競合他社が多数参入してきて利益が圧迫される可能性あり
 割と強引な販売手法をとっているとの指摘がやや多めにみられる(事実かどうかは不明)
⑥三精テクノロジーズ(2026年8月15日更新)
 国内のイベント開催増加(推し活ブーム?)で仮設舞台装置追い風
 国内外でレジャー施設向け販売増加
 専門性の高い機器製造のため利益率高くコスト高は価格転嫁しやすい
 ※補修部品の売り上げなどでも稼げる
 昇降機事業も採算性重視で行うなどバランスが取れている
 説明資料の開示やボリュームが増えるなど、ここ数年でIR意欲が急伸
 4Q偏重だが近年は1Qから利益出ることも
⑦日本信号(2026年8月15日更新)
 国内鉄道会社の省人化投資が強い追い風
 海外部門ではODA資金を取り込み新興国の交通インフラ整備受注増勢
⑧エスケイジャパン(2026年10月14日更新)
 ○売上絶好調で2Q大幅増収
  食品系アイテムの取り扱いも進行中
 ▼コスト高で増収も営業益微減
  荷造運賃の増加額が特に大きく、食品系アイテムが単価に対する体積が大きいためか?
 ▼下期から調達元の価格転嫁が進み原材料コスト高が利益圧迫の懸念
  ※中国の不景気で家電向け樹脂が余剰となり、コスト高起きにくいとの指摘も
 筆頭株主のラウンドワン依存高い
 ※ラウンドワンの米国拡大が強い追い風に
 国内は自社ブランド弱いが競走馬ぬいぐるみ好調など努力は見られる
 ▼社長交代後に経営力アップした印象ありも、企業風土が優しくなり一般人材の質にやや不安あり
 突発的なM&A案件等に対応すべく現金保有がかなり厚め
 ▼国内ガチャブーム終焉や景品の食料品割合増加などが逆風になり得る 
⑨ヒガシHD(2026年10月26日更新)
 ▼Amazon依存度高め
 →いきなり倉庫に大規模な空きが出る可能性がある
 介護用品レンタル等、関連事業で着実に利益を出すのが得意
 プライム昇格目指してガバナンス改革など徹底していそう
 流通時価総額向上に向けて配当利回り意識とのこと、高配当株ではないので見方がズレている印象
 突発的な売り上げを織り込まない業績予想を出すが、何かしらの取り込み(キッティング系や事務所移転系)があることが多く上振れしやすい
 2Q決算堅調も、上振れ期待でやや上昇していた株価は下落
⑩アルファポリス
 海外比率3%程度と低く長年課題だが、紙書籍の販売開始でどうなるか注視
 国内は紙縮小、電子拡大で利益率アップへ
 販売する電子コミック媒体を増やしてリスク分散を進行中
 ▼アニメ事業の強化を図っており、業績ぶれやすくなるのではと懸念
 ※従来の「書籍の売り伸ばし」戦略の方が分かりやすくて好み
 経営陣は割と優秀そうな感じ
 ▼AI活用拡大で手軽に希望の小説を作成できるようになるなどして、個人の娯楽が電子コミックから離れていくことを強く懸念
 1Q売上46億円の内訳:出版38億円+アニメ8億円
 アニメ事業は自社IP活用だけでなく、受託制作の売り上げもあり
⑪スプリックス
 ▼経営陣がよくわからない理想を突然打ち出してくる可能性あり
 ※その理想を利益化する取り組みは着実にやるが、想定と違う流れにいきなりなるリスクには注意が必要
 関西出店など拡大は継続しており、利益確保は上手
 ※少子化で急速に人口が減る年齢が近づいておりそこでどうしても1校舎当たりの生徒数が減少すると予想
 海外TOFAS事業の収益化だけでなく、オンライン塾やダンススクールなども利益確保着実、しばらく頑張って損益分岐点下げながらうまく利益を出すのが上手
⑫テレビ東京
 ▼国内CM需要は企業の短期的な景気見通し等で大きくぶれる
 →利益の急伸、急減が起こりやすい
 アニメ事業の利益成長が着実
 →テレビ事業よりアニメ事業が主軸になる流れの継続に期待
 配信事業でも着実に稼いでおり、資本効率アップに期待


2026年6月24日水曜日

4691 ワシントンホテル-インバウンド拡大余地大きく財務改善中、藤田観光と提携

0.ワシントンホテル株主総会参加メモ

・2026年6月24日(水)10:00~11:00頃 地下鉄千種駅徒歩すぐのホテル
 JR千種駅からも地下通路を通ればすぐ

 出席者は20名程度、企業代表者等と個人株主が半々くらい
 対応は全体的に落ち着いていて丁寧(ホテルらしい感じだが、もてなすというよりは、落ち着いてやるべきことを丁寧にやるという姿勢)、社長の受け答えも丁寧で落ち着いており余裕を感じる、特に、株主が質問している間に、株主の方をしっかりとみて時折うなずくなど人間らしい反応を見せながら聞いておられる姿勢を好感(もともとホテルの支配人をされていたから当然と言えばそうなのかもしれませんが、社長というトップの立場になってもこの姿勢というのは、大企業でも中小企業でもあまりない(形式的に丁寧な方、マナー的に礼儀がある方は多数だが、人間味を意図的に殺して対応される方が多いように思える中で、好印象)

◎主な質疑応答
①大株主との対話をしているか
 定期的に対話をしているが、一部株主とはしていない
②アパHDと対話をしているか
 連絡すればできるだろうが、今のところしていない状況
 →(私の考え)アパ側からも目立った接触はないということが推察できる
③客室稼働率が70%程度と、アパのデイユース込み100%超との差の要因
 シングル客室が依然として多く、ファミリー層の対象外になっている
 →改装工事等で取り込みを増やしたい
④藤田観光との連携について
 株主優待で利用できるホテル数の増加など、着実な取り組みを進める余地はあり
 グイグイ連携の度合いを進める感じではない
⑤経営陣の能力を示すマトリックスをみると、偏りがあるように感じる
 各項目の責任者を中心に●印をつけているが、個人依存というより取締役会全体で決定することを意識している、監査役の年数不足に見えるが、現場経験が長く監査役として実情に合った意見を述べることが期待されるため選任

1.銘柄の概要と保有or注目理由

 「ワシントンホテルプラザ」ブランドでビジネスホテルを展開。
 藤田観光が運営する「ワシントンホテル」とは異なる。
 インバウンド比率を今後伸ばせるホテルを組み入れる目的で保有。
【数値データ】2/12終値、Yahooファイナンスより
 株価:1379円、PER:5.65倍、PBR:1.49倍、自己資本比率:28.2%、配当利回り:2.90%

2.ワシントンホテルの好材料

・コロナ禍での財務悪化から回復中
・財務改善と合わせて増配を継続中
・コネクティングルーム化工事でコストを抑えつつ観光需要を伸ばす
・インバウンド比率が20%未満と低いが、改善が進んでいる
・「古いホテル」のイメージを改善するリフォーム進捗中
・価格設定の自動化などの効率化を遅ればせながら進めて効果発現
・全体として、普通の取り組みができていなかったホテルが、
 普通の取り組みをしっかりやることで成長できるという単純な狙い

3.ワシントンホテルの懸念材料

・名古屋銘柄で名古屋のホテルも一定程度あるが、
 観光の「名古屋飛ばし」でやや単価伸びにくい可能性
・新規ホテルの設置など強力な拡大戦略は取りづらい
・コロナ禍での繰り越し赤字による税軽減がどこかで切れる
・古いホテルが多いことは事実で、他ホテルにはどうしても劣後しやすい

4.ワシントンホテルの最新情報

・ワシントンホテルの2026年3月期第3四半期決算(2/12発表)
①売上高+16.2%、経常利益+83.4%と大幅増収増益
 →客室稼働率74.3%(+3.9%)、ADR8679円(11.9%)と引き続き好調
  外国人比率は中国減も台湾・韓国増で10%台を維持
②通期業績予想を上方修正
 EPS:201円→244円
 ※3Q時点で超過しており、冬場の季節性と改修費の積み増しを考慮しても上振れの可能性あり
 →「改修・修繕に係る追加費用の計上を想定」と記載があり、バリューアップ加速で中期的に業績を押し上げる効果に期待
③普通配当を大幅増配
 年間配当:24円→40円
④藤田観光株式会社と業務提携
 →ワシントンホテル株式会社の「ワシントンホテルプラザ」と、藤田観光株式会社の「ワシントンホテル」の相互誘客が可能に
 ※従来から混同しやすかったこともあり、相互誘客は獲得コスト削減に寄与する
 →出店エリアの重複が少なく、提携効果大
⑤中期経営計画2031を策定
 →2031年3月期に営業利益を2倍以上に伸ばす計画
  売上高より営業利益の伸び率が高く設定されている点を好感
 財務改善など全中計で示した目標も達成しており、中計に基づく業績成長に期待
 全体として、極めて素晴らしい150点の発表で、さらなる買い増しやダブルバガーへの期待

・ワシントンホテルの2026年3月期中間決算
 客室稼働率72.4%(前期比値+5.1%)、ADR8516円(+12.3%)など好調
 万博需要のほか、名古屋・九州も堅調で大幅に増収増益
 特に、「売上増加による限界利益の拡大」とあり、利益の伸びが大
 →ワシントンホテルの課題である自己資本比率が32.8%まで回復
  日銀利上げの下で財務懸念はあるが、コロナ禍から着実に改善中

・日中関係悪化と中国人旅行客の減少がワシントンホテルに与える影響
 インバウンド比率の低さが課題であったため、影響は小さいとみられる
 →むしろ、中国人減により日本人の旅行意欲が高まれば追い風か
  ※ワシントンホテルプラザ・R&Bホテルは古め・安めが依然として多く、
   海外高所得層より国内中間層に適しているなら追い風強い
 

2026年6月19日金曜日

6741 日本信号-交通信号や鉄道系機器などのメーカーでPBR1倍割れ解消へ増配

0.日本信号の株主総会参加メモ

・2026年6月19日(金)10:00~、オンライン参加で出席
 前年のライブ参加同様、資料の見せ方、示し方は上手
 後藤新社長の初議長で緊張しておられる感じありも、丁寧に説明しようという姿勢が感じられる。改札口の納入写真について、「たぶん」渋谷駅、というのはちょっと...。
 社外取締役の活用方法について、役員からプレゼンを行い意見を求める等、形式面だけでなく内容面でも効果が出る取り組みを実施している。この点に限らず、会社としてよりよい経営を目指している姿勢がうかがえる。
 国際事業の売り上げについては受注から完工まで工事進行基準の関係もあり変動する。受注は堅調に推移しており、2028年3月期の海外事業売り上げの達成は可能。海外事業での貸し倒れリスクについては、円借款ODAなどが軸のため低い。
 

1.銘柄の概要と保有or注目理由

 交通信号大手。道路信号、鉄道信号を両方製造。
 鉄道向けには万博夢洲駅改札や、各駅ホームドアなども提供。
 国内鉄道の省人化投資や設備更新、海外成長などで着実に伸びる銘柄として保有or注目。
【数値データ】※Yahooファイナンスより2/03場中
 PER:12.25倍、PBR:0.88倍、自己資本比率:61.7%、配当利回り:3.39%、優待なし

 

2.日本信号の好材料

・株主総会での社長回答が具体的かつ率直であり、経営に期待
・労働力不足と賃上げへの対応で鉄道事業者の設備投資が伸びる
・海外でのインフラ整備にも注力しており成長期待
・PBR1倍割れ、PER10倍程度と割安
 →配当意欲・増配意欲もあり配当利回り3%台
・国内の競合少なく寡占利益を得られる

3.日本信号の懸念材料

・海外展開進めているが比率10%強とまだ少ない
・鉄道事業者の業績に影響を受けやすい
・新紙幣対応の特需が剥落する

4.日本信号の最新情報

・日本信号の2026年3月期第3四半期決算(2/03発表)
①売上高+11.0%、営業利益+113.9%の大幅増益
 →国内・海外とも堅調な売上
  海外鉄道ではアフリカの交通渋滞解消ニーズを取り込み
  国内では鉄道会社の省人化投資や、クレジットタッチ決済型の改札機が堅調
②政策保有株の縮減でEPS上方修正・増配
 EPS:120円→152円、年間配当:43円→50円
 →PBR1倍割れ解消に向かう、増配後水準での配当定着にも期待

・日本信号の2026年3月期中間決算
①売上高+9%、営業利益-2%の増収減益
 受注残は微減
 →国際信号の受注残が減少している点を注視
 エジプトなどアフリカで大型案件の受注あれば一気に伸び、消化すれば漸減なので、
 今後の大きな方向性を四半期ごとに要チェック
 

2026年6月12日金曜日

9029 ヒガシホールディングス-Amazon向け物流倉庫や3PL、介護用品レンタルなど多角化

0.ヒガシHDの株主総会出席記録メモ

・ヒガシHDの2026年3月期株主総会(6/12(金)開催@新大阪ワシントンホテルプラザ)
 所要時間:約30分ほどと短い
 開場案内者が地下鉄出口付近にはおらず、ホテル1F入口~の案内
 案内自体は丁寧
 出席者:20名程度、お土産なし・スタンダード企業にしては多めの印象だが、関係者等が多く個人投資家は少ない印象(見た目や雰囲気での独断と偏見)

 事業報告等は簡潔にまとめられており好印象、社長から主体的に追加の発言をすることはあまりない。簡潔に必要なことを効率よく説明する印象(隠蔽や説明を避けたいといったマイナスの印象はなく、無駄なく合理的に進める印象)
ヒガシHDへの質問と回答の概要
 ①投資有価証券の保有額が多すぎるのではないか
  →事業に有益なものを保有している。株式市場が堅調なため額が膨らんでいる。
  ※感想:ヒガシHDの大株主に関電や日生など大企業がいるので仕方ないのでは?
 ②プライム上場を目指す取り組みの進捗状況は
  →流通株式比率など、形式面ではほぼ要件を満たしている
   時価総額250億円という基準額が微妙だが、業績成長に伴い伸ばして達成したい
   配当利回りが3~3.5%程度の株価推移のため、増益・増配を通じて株価を上げたい
   2028年3月期までの中計期間中に、基準は満たしたい
  ※感想:流通株式比率を満たしているのは意外。大株主への売却要請の必要がなく、需給面で好材料。小手先の株価対策をする考えは乏しく、業績が伸びればOKのスタンス
   プライム上場の意義については、株主通信に記載あり(人材確保、信頼性向上等)で、概ね納得できる
 ③今期業績予想が保守的だが、イラン情勢織り込まない場合の数値は
  →数値回答は困難。原油高は影響軽微だが、資材販売等の事業で資材自体が入ってこなくなると影響が出かねないので保守的としている
  ※感想:いつも保守的な気はしますが...。

1.銘柄の概要と保有or注目理由

 Amazon向け物流倉庫や3PLなどで成長。介護用品レンタルや関電向け備品販売等多角化。
 市場成長に伴い設備と業績が着実に拡大する割安物流銘柄として保有or注目。
【数値データ】※01/20場中、Yahooファイナンスより
 株価:1975円、PER:11.84倍、PBR:1.79倍、自己資本比率:42.8%、配当利回り:2.53%、株主優待:クオカードあり

2.ヒガシホールディングスの好材料

・Amazonなど大手ネット通販の成長続けば追い風
・3PLは自社倉庫より効率的で利用企業伸びやすい
・関電向け備品販売は原発稼働率アップ等が追い風か
・介護用品レンタルでは高齢化需要取り込む
・ギガスクール構想によるIT機器設定などの特需もあり
・PER12倍程度で増配基調と割安
・プライム昇格意欲を示しており株主層の拡大に期待
・東京集中リスクを緩和する大阪銘柄

3.ヒガシホールディングスの懸念材料

・新規の物流施設オープンが一段落し、成長力減少かも
・自社製品と無関係なクオーカード優待あり
 →優待廃止&増配を進めてほしい

4.ヒガシホールディングスの最新情報

・ヒガシホールディングスの2026年3月期第3四半期決算(1月23日発表予定)
 ①売上高+22.4%、経常利益+54.6%と大幅増収増益
  →すべての事業で増収増益となり絶好調
   倉庫の稼働率アップやオフィスサービス事業等の大型案件が追い風
 ②「通期予想に対して計画を上回って推移」の文言が説明資料に入るものの、
    「現時点では前回予想の引き上げは見送る」とのこと
  →説明資料のように4Qに大規模先行投資はあるが、上振れ着地の可能性大。

・ヒガシホールディングスの2026年3月期中間決算
 ①売上高+21.9%、経常利益+65.2%の増収増益
  3PLセンターの稼働率向上・NEXTGIGAスクール構想の特需が追い風
  →教科書デジタル化の進展等で今後も散発的な特需発生に期待
   流山センターの増床で物流事業のさらなる成長に期待
   短期的には、ガソリン軽減税率廃止による運送コスト減の可能性
   関西電力の原発などに向けた備品系ビジネス活性化?
 ②業績予想を上方修正・増配も
  EPS:153円→166円/年間配当:46円→50円


・11/28(金)にヒガシホールディングスからクオカード優待5,000円が到着
【内訳】500株以上を1年以上保有の長期優遇+1,000円
    2000株以上保有の4,000円
※一部を利確したため,現在の保有数は1,000株です。
 →来年9月末のヒガシHD優待は,
  「1,000株以上保有の2,000円+長期保有1,000円」
  の合計3,000円のクオカードとなる見通しです。

2026年5月28日木曜日

7608 エスケイジャパン-ラウンドワン向け等のキャラクター商品製造、インバウンドとガチャ人気追い風

0.エスケイジャパンの株主総会に出席

 2026年5月28日に、エスケイジャパンの株主総会に出席しました。
 昨年より少し小ぶりな気もしますが、もちしば犬(?)のぬいぐるみなどのお土産もいただきました。(私は使いませんが、知り合いのお子さんにあげると喜んでくれるかと...)
 今年はスマホでの事前質問が可能になっており、その質問から2題の解答がありました。
①今期(2027年2月期)の業績見通しが、前期の業績成長と比べて保守的な理由
 為替レートの円安推移、イラン情勢等に伴う原油高や不確実性を意識したため。
②現預金の活用方法について
 突発的に発生する好条件のM&A等に対応するため。
いずれも簡潔な解答ではありましたが、想定される質問に先に回答する取り組みを始めたことは好印象です。
 その他、会場で出た質問は昨年よりマイルドでした。気になった点を順不同でメモ
①前経営者の株式を引き継いだ大株主の方々の動向について
 前経営者の娘さんは、既に別の企業に就職済み。
 ただし、入社希望された場合はフラットに考える。
②業績の現状や課題について
 食品等のガチャ店舗が急増しており、新規出店では比率高い。
 既存店舗でも機器入れ替えで、食品系、日用品系が多いため対応中。
 →脅威となり得るとのコメントもあったが、しっかり力を入れて対応中という印象。
 中国で日本人社員1名を含め努力しているが国内での利益確保難しそう
 →韓国やベトナム向けで収益を確保できるよう努力、2.5億円の売上あり
 米国ではラウワン出店継続で恩恵あり、人員増強して対応し利益を確保している
③ナフサ高や為替等の影響は
 中国国内にはナフサありそう。
 価格転嫁はまだあまりされていない。年間通しての取引で見てくれている、過去からの良好な関係がある等の要因。
 夏ごろから値上げ要請を受けるかも?
 為替予約は10%ぐらいで、あまり積極的にはしていない。
 1ドル=145円などになれば儲かるが...とのこと
④これから当たりそうなキャラは
 それが分かればもっと儲かっている。教えてほしい。
⑤ちいかわを扱ってほしい
 すでにライセンス契約等が他社とまとまっており難しいのでは?
⑥前期4Qで販管費の比率が減少しているが、その継続性はあるのか
 販管費(の純額)は賃上げや人員増で増加している
 販管費比率の減少要因については、バックヤードのサポート社員の方が適切なデータを社長に提供できず、回答できないとのこと。
 ※この点だけ、非常に気になったマイナス要因。
  八百社長以外の、中堅レベルの社員さんの能力が低いのかな?という印象。
  なぜなら、販管費の額については決算説明資料にも記載があり、
  そこに質問が出ることは十分想定されるのに、準備できていないのは「?」です。
などの話題。

1.銘柄の概要と保有or注目理由

 キャラクター商品製造。ぬいぐるみやカプセルトイなど。ラウンドワン向け多い。
 インバウンド需要を取り込める割安銘柄として保有or注目。
【数値データ】※Yahooファイナンス(12月23日終値)より
PER:11.05倍、PBR:2.01倍、自己資本比率:82.3%、配当利回り:2.57%、優待なし、総会土産あり

2.エスケイジャパンの好材料

・カプセルトイ等がインバウンド需要の追い風を受ける
・筆頭株主のラウンドワン向け収益が固い
・ラウンドワンの米国拡大により収益伸ばすチャンス
・ラウンドワンによるTOBの可能性あり
・自己資本比率80%超で好財務
・株主優待はないが、株主総会でぬいぐるみ等の自社製品もらえる

3.エスケイジャパンの懸念材料

・円安になるとコスト高で厳しい
・生産地が中国とベトナムに依存しており地政学リスクあり

4.エスケイジャパンの最新情報

・エスケイジャパンの2026年2月期第3四半期決算(1月14日発表)
①売上高+17.6%、営業利益+44.1%と大幅な増収増益
 2Qほどの絶好調ではないものの、好調を維持
 インバウンド需要の取り込みが追い風
 クレーンゲームの人気上昇で好調が継続
②今後への期待
 ファミリーマートへのガチャ設置による需要増に期待
 円安定着に伴うコスト高に懸念
③通期業績予想・配当予想を上方修正・増配
 EPS:133.6円→141.95円
 年間配当:38円→41円
 ※今期2回目の上方修正・増配
 →第4四半期においても堅調が続けば上振れや来期の増益増配にも期待
④2026年2月末に株式分割
 1:2の株式分割で単元株が再び10万円以下で購入可能に

・エスケイジャパンの2026年2月期中間決算
①売上高+20.2%、営業利益+72.1%と大幅な増収増益
 アミューズメント施設向けのキャラクター商品の販売が好調
 大株主でもあるラウンドワンが好調か?
②通期業績予想を上方修正
 EPS108.7円→133.6円へと20%程度の上方修正
 増配も発表:年間31円→38円配当

2026年2月13日金曜日

9467 アルファポリス-電子コミック急成長でアニメ化にも積極的なライトノベル系出版

1.銘柄の概要と保有or注目理由

 ライトノベルの出版が始まり。電子コミック急成長で業績大幅アップ中。
 作品ストックにより収益力が着実に高まる成長株として保有or注目。
【数値データ】※2/13終値、Yahooファイナンスより
 株価:1424円、PER:17.76倍、自己資本比率:81.2%、配当利回り1.69%、優待あり
 ※業績見通しが保守的と考え、PERの数値面での割高感は許容。

2.アルファポリスの好材料

・自己資本比率80%超で好財務
 ※資金の使途について課題あり
 アニメ制作への出資を増やすなどの使途を検討していると思われます。
 が、個人的にはアニメ出資より、電子コミックの海外展開を加速してほしいです。
・電子コミック比率増加で収益性アップ
・投稿サイト運営で人気化しやすいライトノベル原作を得られる
 →外れ作品の出版にコストをかけなくてよい
・人気作品の蓄積で実質的なストック収益が増加中
・アニメ化本数を増やすことで原作販売を刺激
・電子コミックの販路拡大により収益力アップへ
・外国語への翻訳でグローバル企業に進化中
 ※もう少し取り組みを加速させ、外貨獲得力のある企業になってほしい

3.アルファポリスの懸念材料

・PERが20倍付近でやや割高感あり
・株主構成などから、社長への依存度が高そうな印象
・電子コミック販売手数料の引き上げ等があれば逆風
・一部書籍を選択する形式の株主優待が中途半端

4.アルファポリスの最新情報

・アルファポリスの2026年3月期第3四半期決算(2/13発表)
①単体で売上高+26.3%、経常利益+24.7%と大幅に増収増益
 →電子書籍の売上が販促終了後も堅調で利益水準も向上
 ※紙書籍の値上げで今後さらに利益率アップの可能性あり
②アニメ会社の買収
 →目先の利益貢献は小さいものの、中期的に収益力アップに期待
③外国向け販売比率は2.0%程度と低迷
→伸びしろとは考えられるが、具体的な方策が未知数
 ただし、現状は国内市場軸でも成長期待が持てる状況

・アルファポリスの2026年3月期中間決算
①売上高+25.8%、経常利益+16.5%と大幅に増収増益
 →電子書籍の売上が販促により大幅拡大
 ※紙書籍と比べて資材高騰の影響を受けにくく、利益が伸びやすい期待
②「いずれ最強の錬金術師?」など多数作品のアニメ化が決定
 アニメ化作品の増加で電子・紙ともに売上の伸びが加速しやすい

→通期業績予想の上方修正や超過達成、来期以降のさらなる成長加速に期待
 特に、外国語版の配信拡大や、新たな電子書籍サービス向けの配信増加が望まれる

197A タウンズ-インフルエンザ・コロナ等の感染症検査キット製造の高配当株

 1.銘柄の概要と保有理由

 感染症検査キットを製造。売り上げは感染症流行に左右されやすい。
 割安高配当株で競合も少ないことから、寡占銘柄を組み入れる目的で保有。
【数値データ】※2/13終値、Yahooファイナンスより
 株価:559円、PER:6.70倍、PBR:3.72倍、自己資本比率:47.7%、配当利回り:5.01%、優待なし

2.タウンズの好材料

・感染症対策関連として、経済安全保障の観点でも重要
・高配当株(配当利回り5%)のため業績の短期変動時も一定のインカムを得やすい
・海外展開など余地あり
・少子高齢化においても検査需要は一定程度残る
・景気変動の影響を受けにくい
・業績変動の激しさが嫌気され割安度が高い

3.タウンズの懸念材料

・インフル・コロナの流行が不活発な年は苦しい
 →その分、経済活動が活発になるので他銘柄でカバーできそう
・業績変動が激しく、短期的な大幅減配リスクあり
・収益がインフル検査やコロナ検査に依存する割合が高く、
 製品不良などが生じた際に全体業績への影響が大きい
・スイッチOTC絡みの医療費削減で検査需要減の可能性あり

4.タウンズの最新情報

・タウンズの2026年6月期中間決算(2/13発表)
①売上高-30.9%、経常利益-51.8%と大幅に減収減益
 →1Qに販売先での在庫滞留により大幅出遅れ
  2Qはインフル拡大に伴い在庫消化で売上持ち直しも、1Qの影響残る
  ※2Q単独では前年同期並みを確保
  →3QでインフルB型再拡大のため、一定の需要を見込めるか

・2025~2026冬シーズンのインフルエンザ流行が前倒し
 10~11月頃からインフルエンザ流行拡大:例年より1か月程度前倒し
 →学級閉鎖、都道府県によるインフルエンザ警報の発表が相次ぐ
  検査需要が大幅に伸び、在庫の消化に寄与しているとみられる

・競合のミズホメディーが業績予想を上方修正
 タウンズの競合であるミズホメディーが12月19日に業績予想を上方修正(増収増益増配)
 →シェア拡大というよりインフル流行による市場拡大が主因
  タウンズの製品も市場拡大の恩恵を受けて伸びているとみられる

・タウンズの2026年6月期第1四半期決算
 前第4四半期に納入先が在庫過多となった影響で大幅な減収減益
 →秋からのインフル流行急拡大で在庫消化、出荷進展で巻き返したい
 ※高配当が株価の下支えになるため、EPSが通期26円を超えれば継続保有できる
 


5592 くすりの窓口-薬局DXに貢献するストックビジネスで医療機関向けにも本格進出

 1.銘柄の概要と保有理由

 デジタル処方箋や薬剤在庫の適正化などで薬局DXに貢献する成長株。
 ストック収益・ストック利益の積み上げが進んでおり、堅実成長に期待。
 着実な成長でEPSが伸びることに伴う株価上昇目的で保有。
【数値データ】※2/13場中、Yahooファイナンスより
 株価:2659円、PER:11.26倍、PBR:3.17倍、自己資本比率:69.5%、配当利回り:1.35%

2.くすりの窓口の好材料

・ストックビジネスで業績が着実に伸びやすい
・グロース市場の成長株だが財務も良好
・売上の伸び率を上回る利益の伸び率を継続的に実現できれば大きなキャピタルゲインの可能性
・社会保障費抑制や労働力不足対策が追い風に
・マイナ保険証利用加速で医薬系のDXが進む
・デジタル処方箋比率は現状数%で、市場拡大の余地が大きい
・薬局DXの先行企業の1つとしてTOB対象になり得る

3.くすりの窓口の懸念材料

・市場規模が拡大することで強力な競合が出現する可能性あり
・株主構成上、安定株主が少ないため株価乱高下のリスクあり
・増配は進めているものの利回りは限定的で、インカムゲインは魅力薄い
・自民と維新の連立でOTC類似薬が保険外となれば、処方箋の発行数減のリスク

4.くすりの窓口の最新情報

・くすりの窓口の2026年3月期第3四半期決算(2/13発表)
 ①増収増益。営業利益29.5%増、ストック粗利21%増と堅調
  →堅実な成長が継続している
 ②通期業績予想を上方修正、増配
  EPS:199円→236円
  年間配当:30円→36円
  →安定して増収・増益・増配を継続となれば評価が高まる
 全体として、不透明感が少しずつ払拭されてきており、安定した成長に期待。 

・くすりの窓口の2026年3月期中間決算
 ①増収増益。営業利益33%増、ストック粗利23%増と堅調
  →業績は堅調だが足元の株価は低迷
  ※高市政権が維新の圧力もあり医療制度改革・薬価改定等を加速すれば逆風
   大型株への資金シフトがより強まれば、中小型の割安成長株には資金が入りにくい
 ②「みんなのお薬箱」事業において、不動在庫の処理サービスが好調
  →薬価引き下げやOTC類似薬の追加負担等で薬局経営が厳しくなれば、
   不動在庫処理など収益性の向上につながるサービスには追い風
 ③連結した子会社の人員整理によるコスト削減が進む
  →足元は増収増益だが、コスト削減でさらなる利益率アップに期待
  ※くすりの窓口については、ストック収益・利益の成長に加えて、
   売上成長だけでなく高利益率にも期待している。

・12月5日の適時開示「くすりの窓口がメディ・ウェブを完全子会社化」
 薬局向けサービスに加え、医療機関向けサービスにも本格進出
 →くすりの窓口がどの程度のシェアをとれるかは未知数だが、
  顧客ジャンルが広がることで収益拡大に期待
  特に、ストックビジネスなので、売上の伸び<利益の伸びになる段階までより素早く・勢いよく規模を拡大したい

2026年2月12日木曜日

7849 スターツ出版-雑誌や電子コミック発行、ホテル等予約サービスも

1.銘柄の概要と保有or注目理由

 雑誌や電子コミック発行。ホテルやレストラン等の予約サービスも。
 好財務のンテンツ銘柄として保有or注目。
【数値データ】※Yahooファイナンスより12月24日
 PER:8.50倍、PBR:1.42倍、自己資本比率:81.5%、配当利回り:3.13%、優待あり

2.スターツ出版の好材料

・自己資本比率80%超と好財務
 →業績が一定程度の範囲内であれば、連続増配に期待
 ※足元の配当利回り3%台には増配余地が大きいのでは?
・電子書籍事業について、作品のストックが積みあがることにより利益率アップが見込める
・国策でもあるコンテンツの海外展開を進めることで収益大幅増のチャンス

3.スターツ出版の懸念材料

・足元は2024年12月期の大ヒット作の反動で業績苦しい
・ホテルやレストランの予約サービスと、電子コミック等の相乗効果が不明
 →個人的には、参入障壁の低い予約サービス事業は廃止し、
  作品の積み上げでストック収益が得やすくなる電子コミック等に集中してほしい

4.スターツ出版の最新情報

・2025年12月期通期決算(2/12発表)
①通期予想に対して利益75%での着地
 →4Qは3Qまでと比べて好調も、さすがに通期達成は出来ず
②来期は増配
 年間配当:120円→130円
③中計をローリングし修正
 →現状に即した修正だが、何となく数値を定めている印象で、
  IP展開の進め方や財務などが優れているものの、経営やIRの姿勢が不誠実。

9413 テレビ東京ホールディングス-経済番組に強くアニメ配信なども成長

1.銘柄の概要と保有or注目理由

 日本経済新聞系で経済番組に強み。アニメ配信などの収入拡大で成長。
 成長力にも期待できる経済系の身近なメディアとして保有or注目。
【数値データ】※12/22終値、Yahooファイナンスより
 PER:16.09倍、PBR:1.18倍、自己資本比率:68.8%、配当利回り:2.15%、優待あり

2.テレビ東京ホールディングスの好材料

・現金300億円超>有利子負債100億円未満の実質無借金経営
・経済番組に強く、新NISAなどで投資への関心が高まれば追い風
 →個人投資家にとっても特に身近なテレビ局として買いが入りやすい
・アニメ配信など成長力のある事業で収益アップ
 →海外からの収益も伸ばしグローバル銘柄へ
・株主還元に意欲的
 →2026年3月期も増配で年100円配当
 ※1株当たり20円の下限配当+配当性向30%→35%を目指す
 自社株買いも継続的に実施中

3.テレビ東京ホールディングスの懸念材料

・景気が急減速すればテレビの広告収入大幅減の可能性あり
・PER16倍前後、配当利回り2%強と割安感はあまりない
・3月末100株保有で500円のQUOカード優待が中途半端
 →優待廃止とそれに伴う増配(わずかでしょうが)を望みます。
・アニメ売り上げの25%程度が中国向けで日中関係悪化がリスク

4.テレビ東京ホールディングスの最新情報

・テレビ東京HDの2025年3月期第3四半期決算(2/12発表)
①売上高+8.7%、経常利益+91.5%と大幅な増収増益
 →他局も含め、テレビCMの単価が高水準
  海外向けアニメや国内の配信事業の利益が好調
  ※特にアニメ・配信事業の利益伸長が大きく、今後の成長にも期待
②EPSが通期を超過しているものの上方修正なし
 →理由に関しても記載なし。
  おそらく上方修正が必要だが、水準など示しづらいためスルーしており、
  上振れ着地に期待。

・テレビ東京HDの2025年3月期中間決算
①NARUTOなどのアニメコンテンツのスマホゲーム化が好調
 →中国・ヨーロッパをはじめ世界各国で収益が伸びている
②配信ビジネスもドラマなど好調で収益拡大
③テレビ東京やBSテレ東のCM収入も増加傾向
→全体的に、業績がかなり好調で上方修正・増配を発表。
 EPS:256円→289円/1株配当:90円→100円
今後も外部環境が堅調ならさらなる上方修正&増配に期待したい。

6357 三精テクノロジーズ-遊戯機械事業で大幅増益、舞台装置やエレベーター保守も。IR関連期待あり

 1.銘柄の概要と保有理由

 ジェットコースターなどの遊戯機械や、コンサートホールなどにある舞台装置を製造。エレベーターの保守点検も実施。遊戯機械の補修部品などでも利益。
 M&Aも活用しながら海外展開も進めており、米トランプ関税の影響は価格転嫁できるなど競争力は高い。
 独占力のある割安成長株として株価上昇に期待する目的で保有。
【数値データ】※2/12終値、Yahooファイナンスより
 株価:2545円、PER:11.3倍、PBR:1.01倍、自己資本比率:51.2%、配当利回り:3.14%

2.三精テクノロジーズの好材料

・トランプ関税を価格転嫁できるだけの独占力がある
・遊戯機械や舞台装置という大規模投資の恩恵を受けられる一方、エレベーター保守など堅実な事業もありバランスが良い
・海外展開を進めており、国内の衰退でも問題なし
・国内でもインバウンドを取り込める観光・レジャー産業に関わる
・割安成長株で増配も進んできている
 →キャピタル・インカム双方に期待できる
・大阪IR関連としての注目にも期待

3.三精テクノロジーズの懸念材料

・IR活動に消極的で、認知度が高まりにくい
・大型事業を手掛けることも多く、不採算案件が出ると中期的に業績下押しのリスク
・公共事業などの影響か、売上・利益が4Q偏重
 →1~3Q決算では業績確認しにくい
 ※受注残高と前年同期比での確認を行う必要あり。

4.三精テクノロジーズの最新情報

・三精テクノロジーズの2026年3月期第3四半期決算(2/12発表)
①売上高+22.5%、経常利益+83.5%と大幅に増収増益
 →遊戯機械事業は受注・補修部品とも好調、前期の不採算工事なく3Qで大幅黒字
  舞台設備は前期の好採算案件なく減収減益
  昇降機は堅調で増収増益
  契約負債も堅調
②通期業績予想を上方修正
 EPS:171円→224円(PERが11倍台に低下し割安感が高まる)
③記念配当による増配
 年間配当:60円→80円
 ※当初から普通増配であったが、記念配20円を積み増し。
  75周年記念としているが、業績からは普通増配が望ましかった。

・三精テクノロジーズの2026年3月期第2四半期決算
①遊戯機械(ジェットコースター等)の工事進捗が順調
 補修部品の需要も旺盛
 →例年は4Qに利益偏重だが今期は2Qの営業利益・経常利益が前期比倍増
②仮設舞台装置の需要は堅調も常設舞台の工事は減少
③エレベーター改修工事や保守・メンテナンスも堅調
全体としては、売上の60%以上を占める遊戯機械事業の利益が拡大し好調

・2026年中間報告書
 配当金通知書とともにカラー刷りの簡易な紙面が到着
 →IRが全体として消極的だが、中間期の書面はこのくらいが適切
※今回は「株式分布状況」に注目
 株主数が5000名程度で499株以下の保有者が3210名と多い
→スタンダード上場かつ優待なしにしては、
 三精テクノロジーズが一定の注目を集められているのでは?

3611 マツオカコーポレーション-ユニクロ向けなどに衣類のOEM製造

1.銘柄の概要と保有or注目理由

 ユニクロなど大手メーカー向けに衣類をOEM製造。
 ファーストリテイリングの成長を割安株で取り込む目的で保有。
【数値データ】※Yahooファイナンスより2/12
 株価:2712円、PER:9.44倍、PBR:0.81倍、自己資本比率:51.8%、配当利回り:3.32%、優待なし

2.マツオカコーポレーションの好材料

・ファーストリテイリング(成長力あるが割高)の成長を割安株で取り込める
・ユニクロ以外向けの製造も伸ばしている
・東南アジアでの生産力増強が収益増につながり得る
・福山本社で東京リスクを軽減
・海外比率50%超で欧州向けも拡大のグローバル銘柄
・PBR1倍割れ、PER10倍割れ、配当利回り4%弱でも業績成長
 →キャピタルだけでなくインカムもある程度見込める

3.マツオカコーポレーションの懸念材料

・顧客の販売減少が大きければ工場設備余剰リスク
・東南アジアの現地従業員の質を継続的に保てるか
・為替変動や関税政策の影響を受ける

4.マツオカコーポレーションの最新情報

・マツオカコーポレーションの2026年3月期第3四半期決算(2/12発表)
①売上高+2.7%、経常利益+4.4%の増収増益
 →受注増や納品遅れ分の挽回で堅調に推移
②生産地の東南アジアシフト推進
 →中国依存リスクの削減が進む
③バングラデシュ工場の生産性改善、稼働率アップ
 →全体として堅調で、将来にわたってゆるやかな成長に期待できる。

2674 ハードオフ-リユース市場拡大に期待の好財務・高配当株

1.銘柄の概要と保有・注目理由

 リユース事業を手掛ける。市場拡大の恩恵あり。好財務で堅実成長、DOE採用。
 業績・配当ともに安定して成長できる増配株を組み入れる目的で保有。
【数値データ】※12/22終値、Yahooファイナンスより
 PER:11.47倍、PBR:1.55倍、自己資本比率:71.3%、配当利回り:3.86%

2.ハードオフの好材料

・増配傾向で好財務(自己資本比率70%超)の高配当株(配当利回り4%超)
・DOE採用で配当水準の安定化に期待
・新規出店継続中で地道な成長が見込める
・リユース市場全体が拡大する恩恵あり
・北米や台湾・東南アジアなど海外展開も進める
・PER10倍程度と割安
・景気変動の影響を受けにくく、インフレにも強い

3.ハードオフの懸念材料

・コストに占める人件費の割合が高い
 →賃上げが利益を圧迫
・実店舗型のリユース市場が拡大を続けられるか
 ※オンラインへの対応は進めているが、もっと加速した方がよいのでは?

4.ハードオフの最新情報

・ハードオフの2026年3月期第3四半期決算(2/12発表)
①売上高+13.7%、経常利益-6.1%の増収減益
②2Qまでと比べて売り上げ推移は好調(既存店売上高:上期101.7%、3Q107.3%)
 ※人件費の高騰が継続し、利益率アップにはつながらず
 ※2Qまでの出店費用先行も響いている
→3Qと4Qが同水準なら通期達成だが、3Qは年末需要ありのためやや下振れ懸念

・ハードオフの2026年3月期中間決算
 店舗数は2024年11月の1000店舗達成後も増加中
 →増収は継続も人件費高騰や出店費先行などで減益
・出店状況は関東400弱と発祥地新潟の100弱を軸に、全国1000店超
 海外出店はアメリカ・台湾・カンボジア・タイで、成長期待が高い。
・欧米で利用者数が多いeBayにHARD OFF JAPANを出店

2026年2月9日月曜日

4008 住友精化-おむつ向け高吸水性樹脂に強い素材メーカーで増配実施

1.銘柄の概要と保有or注目理由

 素材メーカー。おむつ向けの高吸水性樹脂に強い。住友化学が筆頭株主。
 割安な素材銘柄を組み入れる目的で保有。
【数値データ】※12/22終値、Yahooファイナンスより
 PER:15.88倍、PBR:0.72倍、自己資本比率:66.6%、配当利回り:3.75%

2.住友精化の好材料

・海外比率70%超のグローバル銘柄
・景気変動の影響を受けにくい紙おむつ向け素材
・高齢化の進展で成人向け需要の拡大に期待
・工業向けなどの用途が拡大する可能性
・PBR1倍割れ、配当利回り3%台後半の割安高配当株でもある

3.住友精化の懸念材料

・為替リスク
・関税リスク
・製品原材料産地の不正問題で損失計上の実績あり
 →ガバナンスにやや懸念あるが、その分割安
・中途半端な100株半年以上保有で年2回1000円クオカードの株主優待
 →配当に回してほしい

4.住友精化の最新情報

・2026年3月期第3四半期決算(2/09発表)
①売上-0.9%、営業利益+18.7%の減収増益
 →水溶性ポリマーの需要増&原料価格の下落で利益拡大
②顧客に対する過剰請求費用の積み増しで減損損失あり
③業績予想を上方修正&増配
 EPS:336円→535円、年間配当:200円→220円

・2026年3月期中間決算
 12月08日に中間報告書が到着
 →減収増益。前期の顧客に対する過剰請求費用の積み増しが下押し。
 シンガポールで吸水性樹脂設備を増強中で年度内の運転開始
 →拡大する需要を取り込み堅実な成長に期待

2026年2月6日金曜日

8091 ニチモウ-魚類加工や漁具販売を手掛ける割安成長株

1.銘柄の概要と保有or注目理由

 魚類加工や漁具販売などを手掛ける。海外展開も。
 水産物消費の拡大が追い風になる割安株として保有or注目。
【数値データ】※12/22終値、Yahooファイナンスより
 PER:8.10倍、PBR:0.64倍、自己資本比率:36.4%、配当利回り:4.12%

2.ニチモウの好材料

・累進配当の方針で株主還元に積極的
 →配当利回り4%超からさらに増配へ
・PER10倍未満、PBR1倍割れの典型的な割安株
・水産物需要の拡大で収益増が見込める
・海外展開も進めておりグローバル成長の恩恵あり
・将来的な株主優待の導入も?

3.ニチモウの懸念材料

・自己資本比率が30%台とやや低め
 →日銀利上げによる金利上昇に要注意
・業績が水産物価格に大きく左右される
 ※累進配当政策が下支えになると考えている。
・筆頭株主が生命保険会社(朝日生命保険相互会社)
 →政策保有株等の圧縮を進める流れで大規模な売りが出る可能性

4.ニチモウの最新情報

・2026年3月期第3四半期決算(2/06発表)
①売上高+6.8%、営業利益+15.1%と増収増益
 →年末商戦が堅調で、前年同期比でも進捗率が高め
②通期業績予想の修正はなし
 →年末以降の仕入れ価格の動向によるものの、
  少し上振れして着地することへの期待が高まる。

・ニチモウとして初めてのテレビCMを作成し放映
 「浜から食卓まで」をテーマに、水産商社であることをアピール
 100年以上の歴史の中で初の取り組み
 →チャレンジする姿勢はよいですが、消費者向けビジネスではないので不要かと。
・2026年3月期第2四半期決算
 海洋事業や機械事業などが好調で増収増益
 食品事業は増収減益だが、年末商戦で巻き返しを図るとのこと。
 →食品事業は原料価格などにより利益変動大きいのは許容。
  海洋事業や機械事業などをさらに伸ばし、世界的な水産物需要の拡大や、
  養殖ニーズの拡大などを追い風に成長力を高めてほしい。

2026年2月4日水曜日

8306 三菱UFJフィナンシャルグループ-日銀利上げに強いメガバンクの筆頭格

1.銘柄の概要と保有or注目理由

 メガバンクの一角。モルガンスタンレー証券を保有しアメリカでも稼ぐ。
 金利上昇時に、ポートフォリオが受ける打撃を軽減するとして保有or注目。
※三菱UFJFGの株価指標(Yahooファイナンスより、2/04終値)
 株価:2949.5円、PER:-倍、PBR:1.61倍、配当利回り:2.51%

2.三菱UFJフィナンシャルグループの好材料

・連続増配で配当性向にも無理なし
・日銀利上げや積極財政に伴う金利上昇が追い風
・成長重視のな産業政策で国内投資が活発化すれば資金需要増
・超有名な大型株なので、投資初心者の買いも見込める(影響は小さい)
・3メガバンクの中で最大手であり競争力に強み

3.三菱UFJフィナンシャルグループの懸念材料

・銀行株なので金融危機が発生すると苦しい
・景気変動の影響で株価だけでなく配当額も上下し、減配の可能性もあり

4.三菱UFJフィナンシャルグループの最新情報

・三菱UFJFGの2026年3月期第3四半期決算(2/04発表)
①親会社株主純利益+3.7%の増益
 ※2Qとほぼ同水準で、堅調ではあるが金利上昇下でやや物足りない。
 ※2Qで上方修正した通期目標に対して85%程度の進捗であり、
  通期での上振れ着地や来期以降の増益・増配には期待が持てる。

・三菱UFJFGの2026年3月期中間決算
①親会社株主純利益+4.6%の増益
 ※金利上昇:850億円の増益効果
 →日銀利上げ継続によりさらなる利益拡大に期待
②自社株買いを2500億円追加
 通期では5000億円の自社株買いで還元強化
 ※近年の総還元性向は60%程度で推移
 →今後も自社株買いによる株価上昇や増配による配当利回りアップに期待

8002 丸紅-穀物など農業系に強い五大商社の一角

1.銘柄の概要と保有or注目理由

 五大商社の一角。穀物など農業系ビジネスに強み。
 大手総合商社に分散投資しグローバル成長を取り込む目的で保有or注目。
【数値データ】※Yahooファイナンスより2/04終値
 株価:5406円、PER:17.49倍、PBR:2.30倍、自己資本比率:39.4%、配当利回り:1.99%、優待なし

2.丸紅の好材料

・大手総合商社としての目利き力に期待
・穀物など安定需要を見込みやすいビジネスに強い
・グローバル成長を簡単に取り込める
・インフレに強い

3.丸紅の懸念材料

・総合商社への注目度が低下した際の株価推移
 ※割高ではないが、万年割安セクターに戻ると株価は下落する
 ※バフェット売りが出ると、数量が多いため影響の可能性
 →中長期的にはそのときが投資チャンスと考えている 
・景気変動の影響で株価だけでなく配当額も上下し、減配の可能性もあり
・三井物産・三菱商事・伊藤忠商事のTOP3に対して人材確保力などで劣る可能性
・株価上昇でPER・PBRの割安感が乏しくなっている

4.丸紅の最新情報

・丸紅の2026年3月期第3四半期決算(2/04発表)
①四半期利益+1.9%の微増益
 資源部門は石炭・鉄鉱石の価格下落が響き、銅価格の上昇で補えず減益
②わずかながら自社株買い(0.3%)を発表
③業績予想を上方修正&増配
 EPS:309円→328円
 年間配当:100円→107.5円
 ※3Qでは増配なしの商社も多い中、増配は好感できる。

・丸紅の2026年3月期中間決算
①売上高+8.0%、中間利益+28.3%の増収増益
 非資源は増益、資源は減益
 為替レートは前期比円高のため減益要因
 →円安定着で利益上振れ期待
②時価総額が5年で約7倍に成長
 ※コロナ禍の2020年3月期が起点である点には要注意


8354 ふくおかフィナンシャルグループ-みんなの銀行システム外販も行う地銀

1.銘柄の概要と保有or注目理由

 九州の大手地銀。「みんなの銀行」システム外販でも稼ぐ。
 地域経済の成長も見込める割安地銀銘柄として保有or注目。
【数値データ】※Yahooファイナンスより2/04終値
 株価:6054円、PER:14.31倍、PBR:1.12倍、配当利回り:2.97%

2.ふくおかフィナンシャルグループの好材料

・資産規模の大きい地銀で競争力がある
 →他行の買収なども選択肢に
・福岡を中心とする九州エリアは経済発展が見込める
 台湾や東南アジア・韓国などに近接しインバウンド需要を取り込みやすい
 東京・大阪・京都などのゴールデンルート外で2回目以降の訪日需要にも期待
 福岡は若年層の流入が多めで個人消費の伸びが見込める
 TSMCの熊本立地を機に九州への半導体関連投資が活発化する可能性
・日銀利上げやインフレに強い
・配当利回り(3%台後半)がそこそこありインカムゲインも得られる

3.ふくおかフィナンシャルグループの懸念材料

・銀行株なので金融危機が発生すると苦しい
 →景気悪化時は株価下落&減配のリスク大きい
・「みんなの銀行」事業が業績の足を引っ張る可能性

4.ふくおかフィナンシャルグループの最新情報

・ふくおかFGの2026年3月期第3四半期決算(2/04発表)
 ①四半期純利益+15.8%と好調
  →金利上昇で利ザヤ改善、みんなの銀行システム外販で利益上積み
  ※課題であったみんなの銀行事業が利益貢献しており好感できる。
 ②通期業績予想を上方修正&増配
  EPS:423円→449円
  年間配当:170円→180円 

8053 住友商事-鉄鋼ビジネスに強い総合商社

1.銘柄の概要と保有or注目理由

 大手総合商社の一角。三菱商事、三井物産、伊藤忠商事のBIG3に次いで、
 住友商事、丸紅で5大商社。鉄鋼系ビジネスに強い。
 グローバル成長を取り込める総合商社への分散投資として保有or注目。
【数値データ】※2/04終値、Yahooファイナンスより
 株価:6148円、PER:13.03倍、PBR:1.51倍、自己資本比率:40.0%、配当利回り:2.28%

2.住友商事の好材料

・注目度アップで株価上昇しているが依然としてPER10倍台前半と割安
・大手総合商社の一角としてグローバル成長を取り込める
・インフレに強い
・総還元性向40%以上と累進配当で還元方針が明確
 →自社株買いも継続的に実施しており還元意欲が高い

3.住友商事の懸念材料

・三菱商事・三井物産・伊藤忠商事のTOB3に人材・案件獲得で劣後する可能性
・景気変動の影響で株価だけでなく配当額も上下し、減配の可能性もあり
 ※累進配当政策はとっているものの、大手総合商社の業績が崩れるときは、
  世界的な大不況の可能性があり、方針が変更されるリスクを念頭に置く

4.住友商事の最新情報

・住友商事の2026年3月期第3四半期決算(2/04発表
①四半期利益+0.4%と微増益
 →他の商社と比べて明らかに劣後しており、やや悪い決算
 ※住友商事が他の大手商社と比べて割安に放置されている要因
  →割安ではあるので、分散投資先としてはOK
 ただし、資源ビジネス(石炭・鉄鉱石)の減益の影響が大きく、
 これは資源価格の変動によるものである程度仕方ない
 →双日や丸紅のように、それをカバーする独自性のある事業が乏しい点は要注意

・住友商事の2026年3月期中間決算
 米国タイヤ事業会社の売却等の特殊要因もあり増収増益
 年間配当は140円で据え置き
 事業ポートフォリオの改善(資産入れ替え)も着実に進行中
 鉄鉱石や石炭の価格下落で資源ビジネスは逆風
 非資源ビジネスは船舶・不動産など好調