2018年10月31日水曜日

配当金生活ファンド保有銘柄一覧&ポートフォリオチェック【2018年10月末】

配当金生活ファンドのポートフォリオチェック

10月末も配当金生活ファンドの月次ポートフォリオチェックを行いました。

【2018年10月末時点の配当金生活PF】
 PF投資元本: ¥9,539,567(+¥3,625
 PF利回り:  3.11%(+0.32%)
 月額配当:  ¥24,704(+¥2,522)

相場が調整局面に入ったことで、一部買い増しを実施しています。
キヤノンなど大きく調整した保有銘柄があったこともあり、購入銘柄が多いです。
最終日の反発で国内株比率が高く・現金比率が低くなりすぎたため、月初にはスムーズに売却銘柄を探したいと思います。
大暴落とは言えないレベルなので、リバランスの範囲に売買をとどめ、来るべき暴落チャンスに備える方針です。

・新規購入・追加購入銘柄
KDDI:増配にも期待の高配当通信株
ウィザス:高配当の小型教育銘柄
秀英予備校:クオカード優待が魅力
アイナボホールディングス:空調工事実施、記念増配近いか?
フリュー:プリントシール機事業で黒字
セントケア・ホールディング:介護ビジネスで将来性あり
インヴィンシブル投資法人:高分配のJリート

・売却銘柄
なし


2018年11月の見通し
2018年11月は米中間選挙などがあるため、相場動向を冷静に見守りたいです。
リバランス売買はほぼ終えられたので、相場から少し離れた視点から眺めていきたいと思います。


配当金生活ファンドの保有銘柄一覧!



毎月1回、配当金生活ファンドの保有銘柄・保有数を整理しています。
利回りは原価ベース、保有比率は時価ベースです。

新規(or再)購入銘柄は青太字、一部売却銘柄は赤字表記です。
個別銘柄の情報については、銘柄名からのリンク先を適宜更新しています。

【日本株】31.1%(利回り3.21%)

クラウドワークス 300
学究社 100 
オリックス 100 
JT 100
キヤノン 100
クリップコーポレーション 100
ゲンダイエージェンシー 100
ウィザス 100
日本取引所グループ 100
近鉄GHD 100
KDDI 100
フリュー 100
アイナボホールディングス 100
秀英予備校 100
セントケア・ホールディング 100

【海外株】15.2%(利回り4.03%)


日本ヘルスケア投資法人 1
インヴィンシブル投資法人 1

【先進国債券】4.0%(利回り3.57%)

千葉市債 3万円


【現金(日本円・米ドル)】24.9%

今月は相場調整に伴い買い増しを実施しました。
現金比率を少し回復させて、相場暴落への備えを強化したいです。

2018年10月13日土曜日

【国内高配当株】連続増配ストップの明光ネットワークジャパン(4668)

2018年10月に明光ネットワークジャパンが減配発表、連続増配記録ストップ

※2018/10/13追記
明光ネットワークジャパンは業績不振に伴い、すでに配当金生活ファンドでは売却(損切り)を済ませています。
ただ、高配当教育銘柄としてその後も業績を追いかけていましたが、2018年10月に大幅減配を発表しました。
年30円配になるとのことで、急落後の株価1,000円割れを考慮しても配当利回りが3%に届かない水準です。

また、単に減配を発表したことだけでなく、連続増配がストップしたことも大きなマイナス材料です。
明光ネットはそれほど財務が悪かったわけではないため、連続増配を続ける選択肢もあったと思われますが、あっさり減配という形になりました。
配当金生活ファンドとしては配当金の安定性を求めているだけに、こうした簡単な減配姿勢は大きなマイナス評価になります。
今後、さらなる株価調整で割安高配当株としての地位を取り戻したとしても、明光ネットワークジャパンへの投資には二の足を踏むことになりそうです...

時代にやや取り残されつつある感

※2018年7月16日加筆
保有銘柄の業績が悪化することは、商社株なども保有している配当生活ファンドではあり得ます。
業績が今一つなだけに株価も低迷して高配当になっている銘柄を組み入れる場合もあります。
ただ、明光ネットワークジャパンは時代に取り残されかけているのかなと思ったため、売却することにしました。

減益の原因は生徒数の減少などありがちな内容が指摘されているのですが、個人的にはCMにコストをかけすぎではないかと思います。
内村航平さんを起用したCMを放映していましたが、内村さんが今の中高生や保護者にとって、塾と結びつくイメージをお持ちかというとやや疑問です。

また、そもそも個別指導塾は校舎ごとの商圏が狭いです。
地域によっては、地域密着型の個人塾などが大量の生徒を囲い込んでいる場合もあるくらいです。
そのため、過度な広告・宣伝をして高コスト体質になってしまうと厳しいです。
CM放映にお金をかけるより、校舎リニューアルや地道なチラシポスティングなどを進めたほうが効果があるのではないかと思うこともあるくらいです。

とはいえ、非上場の企業も含めて、テレビCMを放映している塾は存在します。
個別教室のトライや個別指導キャンパス、スクールIEなどのCMを見かけることがありますね。
ただ、CMでは積極的に料金をアピールしたり、講習生の獲得を狙ったりと目的が明確なケースが多いです。
明光義塾はターゲットとしたい生徒層・家庭層が曖昧ですし、CMも何を主目的としているのかがわかりづらいと感じます...。

もっとも、業績が急回復すれば再投資の可能性はあります。
業績悪化を受けて経営方針が大きく変わることがあればチャンスだと思います。
連続増配が魅力的な明光ネットワークジャパンが業績をV字回復させることはあるのかに注目したいです。

連続増配株・明光ネットワークジャパンから配当金ゲット!
本業が教育業のぺたこんは、教育銘柄に多く投資しています。
少子高齢化の影響で成長性を見込みづらいことから、
利益を積極的に株主還元に回す銘柄が多いことも理由です。

そんな教育株の中でも、連続増配株として知られる明光ネットワークジャパンから中間配当をいただきました。
 21円 × 100株 = 2,100円
の中間配当です。
ここのところ、年間配当を2円ずつ積み増す増配が続いていますね。
投資額に対する配当+優待利回りは3%弱とやや物足りない印象です...。

体操の内村航平さんのCM起用でブランドイメージの刷新を図る

明光義塾は盛り返しを図るために、2018年春などに体操で有名な内村航平さんを起用したCMを放映しました。
内村さん自体は知名度が高く、良い方だと思うのですが、CMのつくりが良くも悪くも明光義塾らしく、やや古めの印象を持ってしまいます。

それでも、全国各地に多くの校舎を抱える知名度の高い個別指導塾としての安定した業績に期待したいところですので、校舎数の減少に歯止めがかかってくれることを願っています...。
個人的には、明光は個別指導とはいえ1:3などのケースもあるので、いっそのこと少人数指導を積極導入して、生徒確保に努めてほしいです。