2022年12月30日金曜日

FIREを目指す配当金生活ファンド保有銘柄一覧&ポートフォリオチェック【2022年12月末】

  寒さと光熱費の上昇が厳しい12月も、FIREを目指して配当生活ファンドのポートフォリオチェックを行いました。


【2022年12月末時点のFIREを目指す配当金生活ファンドの状況】
 PF投資元本: ¥20,541,711(サイドFIRE率68.5%=FIRE率34.2%)
 PF利回り:  1.78%
 月額配当:  ¥30,537

2022年は年末に投資元本2000万円を目標としていましたので、何とか達成はできた形です。含み損益もわずかながらプラスで終えられ,2023年は年末2500万円が目標です。「配当金生活ファンド」として始めましたが,投資方針を転換したため,配当金ファンドというよりは割安小型成長株ファンドになっています。

・新規or再購入・追加購入銘柄
①ジャパンワランティサポート(0株→400株)
一旦1.5倍超で利確したジャパンワランティサポートの過熱感が少し薄れたため再購入しました。再度の過熱で1.5倍は困難と思われますが、着実な販売先開拓のほか、7年目以降の契約が今後2年で増加することはあり得ない為、コスト増も限定的となり利益の伸びが期待できるとの判断です。

②三精テクノロジーズ(2500株→2600株)
NISA枠の余りを活用して100株だけ買い増ししました。

・売却・一部売却銘柄
①ウィザス(5000株→3300株)
現金比率を高めるため,1銘柄当たり投資元本200万円の目安を大きく上回っているウィザスを目安水準まで売却しました。

FIREを目指す配当金生活ファンドの保有銘柄一覧!
毎月1回、FIREを目指す配当金生活ファンドの保有銘柄や利回りを整理しています。利回りは原価ベース、保有比率は時価ベースです。
銘柄名をクリックすると、個別銘柄の紹介を見ることができます。


【日本株】86.5%(利回り2.08%)
東京個別指導学院 100 
学究社 100
ヒガシトゥエンティワン 3000
FB介護サービス 1700
伊藤園第一種優先株 100
コーユーレンティア 1400
きずなHD 1900
ビーイングHD 1100
クラシコム 1500
三精テクノロジーズ 2600
ジャパンワランティサポート 400

【海外株】0.0%(利回り-%)

【国内REIT】0.0%(利回り-%)

【海外REIT】0.0%(利回り-%)

【現金(日本円・米ドル)】13.5%

 12月はNISA枠の使いきりに伴う買い増しの他,以前利益確定した銘柄を再購入しました。また、「200万円元本」に揃えるべく,投資額の大きい銘柄を一部利確しました。社会主義政権が増税路線を鮮明にしている上、来年分から住民税の申告不要制度が廃止されるため住宅ローン控除や配当控除、巡り巡ってふるさと納税に悪影響が出る厳しい状況です。ただ、一般NISAが拡充された点は追い風です(来年はまだ120万円枠のままですが...)。1月はFRBの動向など米国株急落に注意したいと思います。

2022年末時点での割安成長株保有銘柄リストと2年1.5倍の考え方

 2022年末時点での割安成長株保有リスト

・各銘柄「2年以内に1.5倍(税引前)」狙い
・税金分は「NISA」「配当」「入金」でカバー
・1銘柄当たり投資元本200万円が目安(11銘柄目~300万円,21銘柄目~400万円目安)
・2023年末までに元本2500万,2024年末までに元本3000万目標。
・2023年以降、積極的な入金は目指さないが,出金は避ける。

【1.5倍狙いの保有銘柄(200万円投資の進捗度,保有分の上昇率,1.5倍期待時期)】
ウィザス(投資完了,+40%,2023年前半)
クラシコム(投資ほぼ完了,+20%,2023年前半)
ヒガシ21(投資完了,+0%,2024年)
コーユーレンティア(投資完了,-10%,2023年後半)
三精テクノロジーズ(投資完了,+0%,2023年後半)
ビーイングHD(投資完了,-10%,2024年)
きずなHD(投資完了,-10%,2024年)
FB介護サービス(投資完了,-10%,2024年)
ジャパンワランティサポート(投資40%時点で上昇開始,+10%,2024年)
⑩候補あり(株価ウォッチ&元本手配中,-%,-年)

①②は堅調な業績を背景にした上昇継続、④⑤はリオープンと万博期待での上昇により、2023年中の1.5倍を計画しています。
③⑥⑦⑧は設備投資、⑨は新規契約の積み上がりに伴う業績拡大で、2024年中の1.5倍を目指しています。
①②を年前半で利益確定し,⑨の投資不足分を補う別銘柄と⑩の購入資金に回す形が理想です。

【2022年末時点での課題と対策】

・現金比率を10%~20%確保するため,元本2000万円では10銘柄投資でスタートできない。
→2年「以内」目標なので2年より早く1.5倍になる銘柄が出てくれば対応できる。
・2023年は前年の労働に対する税負担が重い為,出金のリスクあり。
→2000万円+αでスタートのため,多少のカバーは可能。
・相場が大暴落した際に現金比率を0%にしても良いかの判断基準が難しい。
→SPYDなどで1.5倍が期待できる水準を目安にする。
・急騰などで早期売却銘柄が増えた場合,次の投資先が不足する可能性あり。
→相場が堅調な局面ほど不足しやすいので,現金比率が一時的に高くても暴落待ちの形になるのである程度許容できる。

2022年12月21日水曜日

2022年(まで)にインパクトが大きかった損益銘柄と損益額まとめ

2022年に爆損となった銘柄

スプリックス:-14万4361円
 「基礎学力事業」という先行き不透明で収益化もまだ先の事業に投資する方針を突如として2025年から2022年に前倒しするという最悪の決断を行った結果、株価が暴落し損切りとなりました。2025年にこの事業への投資を始めるまでに塾事業が堅実に成長し1.5倍程度の値上がりを期待しており、実際塾事業は堅調なので大変残念です。


2022年に一定の利益を上げた銘柄

ジャパンワランティサポート:+110万9319円(累計:同,全株売却済み)
 直近IPO銘柄の中で成長力がありそうで既に利益が出ている銘柄として選びました。住宅機器の延長保証事業を手掛けています。まだまだ成長余地はありそうですが、「2年で1.5倍」を目指す中で,1.5倍を超過したところから売却を進めて全株利益確定しました。

ウィザス:53万1500円(累計:127万3100円,3300株継続保有中)
 通信制高校事業の堅実な成長を背景に株価が上昇してきています。見た目の買値からの1.5倍には達していないのですが、「200万円を2年で300万円に」という方針を立てるより前に購入した銘柄で、投資元本が200万円を大幅に超過していたことから調整の利益確定を行いました。

ジャックス:43万6500円(累計:52万500円,全株売却済み)
 金融業の高配当銘柄。高配当+大幅増配狙いで購入したものの、上昇率が高かった為売却しました。

イオンFS:27万7000円(累計:72万9540円,全株売却済み)
 金融サービスを提供。復配狙いで購入したものの、復配ペースが遅い為利益確定しました。

ライフドリンクカンパニー:23万1533円(累計:同,全株売却済み)
 直近IPO銘柄として購入し,いったん高値掴みになった後ナンピン買いを経て利益確定しました。利益は出ましたが,売買ともにタイミングが悪く,銘柄の急上昇の割に利益が出せおらず反省材料が多いです。

2022年末までの累計損益額ランキング上位

いずれも,単年で目立った損益になったことがある銘柄・損益だけを抽出しています。
今後も毎年末を目途に更新予定です。
【爆損ランキング】
①ユニフォームネクスト:-36万9063円
②MonotaRO:-22万4537円
③ラクス:-11万3239円
【利益ランキング】
①ウィザス:+127万3100円
②ジャパンワランティサポート:+110万9319円
③イオンFS:+72万9540円
④ジャックス:+52万500円
⑤ライフドリンクカンパニー:+23万1533円