鉄道株
①東海旅客鉄道
事業の多角化に消極的
在来線合理化(減便)によるコスト削減余地あり
東海道新幹線一本足打法
→利益率高いが、そのため運賃値上げを実施しにくい
人件費等の高騰で利益率低下が懸念される
リニア問題
→工事完成先送りにより、結果として財務体質の強化に時間をかけられる
すでに財務体質は強固で、増配や自社株買いを進めるべき
(多少の増配や小規模な自社株買いはあるが不十分)
②九州旅客鉄道
事業の多角化に積極的
鉄道事業は減便減車など徹底しており地元での評判△
不動産事業の影響が大きく、鉄道会社という感じではない
③西日本旅客鉄道
事業の多角化に後ろ向き(鉄道を軸とし続けたい印象)
不採算路線の整理には積極的
鉄道システムの外販など、鉄道事業がらみの関連ビジネスには前向きで◎
④東日本旅客鉄道
東北地方に長大な赤字路線あり
新幹線も東北新幹線で収益力△
多角化を進めているが、提携頼みでイマイチ
⑤阪急阪神HD
阪神タイガースや宝塚歌劇などイベント系強い
阪急線の沿線高齢化の懸念
※京都線はインバウンド需要旺盛
阪神電車はUSJ需要を取り込める
財務良好で増配意欲もあり安定だが、割安になりにくい
⑥京阪HD
減車減便に積極的
プレミアムカーなどの増収策◎
沿線の人口減少が大きく懸念される
→叡山電車や、伏見稲荷大社のインバウンド需要でカバーできるかも
※鉄道事業以外の百貨店や沿線開発などはカバーできなさそう
不動産事業の利益に占める割合が高め(不動産強いというより、鉄道路線が少なく安い)
⑦近鉄GHD
とにかく財務が悪い
リニア新幹線開通すれば名阪特急に大打撃+京奈・阪奈のインバウンド需要も流出か
不動産売却などで財務改善を進めるものの、結果として有事の際に売るものがなくなりリスクが高まる懸念
国際物流(近鉄エクスプレス)の影響大きく、利益変動激しい
⑧京成電鉄
オリエンタルランド株保有
成田空港発着枠拡大に伴う線路増強で利益拡大か?
⑨京急
羽田空港アクセスあり
※JR東日本の直通路線完成による需要減が懸念
三浦半島路線の収益力△
⑩東京メトロ
まだ鉄道外事業の比率10%程度と少ない
→今後の成長余地としてみることができる
古い路線が多く設備更新などに費用がかさむ可能性あり
⑪NANKAI
沿線人口の減少が痛手
関西空港のインバウンド需要取り込める
※なにわ筋線開通で減少かも?
銀行株
①三菱UFJフィナンシャルグループ
モルガンスタンレー抱える
国内首位だが地方部では意外と店舗網薄め
米国金利の影響大
○②三井住友FG
効率性重視の堅実な経営
国内:海外≒1:1、粗利の25%程度が役務提供
SMBC銀行本体の利益が9割程度でSMBC日興証券などは少ない
→日本の三井住友銀行が、海外展開もしっかりしているイメージ
役務提供等もしているが、主軸は貸出(いわゆる銀行業)
足元では国内の資金利益の伸び大(日銀利上げの恩恵)、他は微増傾向
③みずほFG
アバウト
④横浜銀行
M&Aや不動産ファイナンスにも強い
役務提供利益2割弱
僅少な国際業務利益あり
預貸金利回り差が1%超と大きい○
貸出のうち変動金利7割(市場金利連動性大は3割)○
円債が有価証券の5割、株式1割強
円債の評価損をはるかに上回る株式評価益◎
⑤千葉銀行
預金量豊富
千葉興業銀行を食べる
役務提供利益15%
大企業向け融資15%程度で中小企業向け・住宅ローン多い
預貸金利差1%程度と高め
円債含み損は株式含み益で相殺可能○
⑥しずおかFG
愛知県を含め、製造業向け多め
名古屋銀行と統合へ→愛知県内の競争緩和
役務提供利益2割
低利回りの円債処理2026年度中に低利回りのものから進行、株売却益と相殺
→円債の含み損増えているが株含み益も増えているので処理額増の可能性あり
定期預金獲得に注力も預金金利コスト抑制も意識
思い切った取り組みは少ないが堅実な銀行というイメージが強い
⑦京都FG
京都企業の株式を多く保有
⑧琉球銀行
沖縄首位だが規模は小さめ
2番手のおきなわFGもそれなりに大きいため
役務利益比率が純利益の半分程度◎※結構特殊
⑨南都銀行
地元個人向け(住宅ローン等)多め
役務提供利益1割程度と少なめで実額も不安定
→利上げの恩恵は着実に受けられる○、新規ビジネスには消極的△
※昔の銀行のイメージが強めに残る
⑩三井住友トラストHD
手数料ビジネスが利益の35%程度
貯蓄から投資への流れで総株主数が増加し株式管理に追い風
株価上昇で富裕層の資産管理ビジネス追い風
⑪ほくほくFG
事業性・個人ローン:北海道4~5割+北陸3~4割+大都市圏2割程度
観光+製造業
役務提供利益15%程度、資金利益では貸出金利息:有価証券利息≒3:1○
⑫ひろぎんHD
マツダなど広島製造業向け多め
役務提供利益25%程度○、国債処理進行中でも利益確保
有価証券の65%程度が円債×
⑬SBI新生銀行
SBI証券連携で住信SBIからのシフト期待
すでに時価総額結構大きい△
非資金利益が利益の50%程度と他行比で突出○
⑭ふくおかFG
みんなの銀行システム外販など独自色
九州全域に強み、TSMC恩恵も
非資金利益1~2割程度
僅少ながら国際事業あり
預金積み上げできている
信用コスト上昇あり
有価証券のうち株式わずか5%、外債5割弱、円債5割弱(大半が国債)
政策保有株売却かなり進んでいる
→規模大きいわりに、みんなの銀行事業を除き典型的な地銀に近い
○⑮ちゅうぎんFG
フィービジネス拡大に注力(役務提供等2割、利上げで資金利益増のため比率低下傾向だが実額は堅実に伸び○)
貸出金利益:有価証券利息≒2:1
預金金利上昇痛いが貸出金利上昇の方が上回っており○
広島にも一部進出(預金の8割岡山、1割広島)
低利回り債のイレカエしつつ利益確保できている◎
⑯西日本FHD
資金余力は日銀預け金があるのでまだあり○
債券とみられる売却損の処理は進めてきたがまだ必要△
→投信売却益などと相殺する方針
※有価証券の保有額の7割程度が国内債券×
→相当保守的な銀行という印象
役務提供利益2割程度○
○⑰九州FG
鹿児島銀行+肥後銀行、鹿児島が軸
鹿児島地域のローカル決済手段「Payどん」が好調
貸し出しの5割が変動金利、固定金利も3年など短期中心
半導体を含めて貸し出しニーズは旺盛、預金獲得がやや課題
役務提供15%程度
有価証券の半分程度が円債だが社債がうち4割
円債・外債とも平均残存年数2年未満と短期○
説明資料が丁寧
×⑱三十三FG
三重。あいちFGと統合予定
全東信に多額の貸出あり×
※小規模地銀や信金が貸すのや、南都イオンしずぎんのような少額融資はわかるが、三十三FGの規模で多めに融資は×
不動産株
①三井不動産
賃貸・分譲・マネジメントの三本柱で最も事業が多角化
街づくりからオフィス・商業施設・住宅・ホテルまで幅広く手掛ける
欧米+アジアへの展開に前向き
②住友不動産
都心の賃貸や分譲が軸
海外はインド事業に積極的
③三菱地所
丸の内エリアのオフィスビル事業が利益の大半
一部アメリカにも展開
商社株
①三菱商事
大規模案件なら一択の場合も
②三井物産
資源ビジネス強い
③伊藤忠商事
非資源ビジネス強い
ファミマ
④丸紅
アグリ系(穀物とか)強い
⑤住友商事
メディア系、社会インフラなどちょっと変わり種。
爆発力小さめだが安定成長性高め。
⑥双日
五大商社より1桁時価総額小さい
カザフスタンやレアアース、航空機など独自色
投資目利き力は五大商社に劣るが、その分割安
⑦豊田通商
自動車流通に特色
アフリカビジネスのトップランナー