2026年2月20日金曜日

FI・配当金生活ファンドの運用方針(メモ、適宜修正)

・基本方針:ファンド元本の年12%成長を確保
 【目安】C益:6~9%、配当:3~6%。
 相場動向に関わらず、元本の12%成長を確保する(一時的に労働入金を増やしてもよい)。
 相場が堅調な場面では、リスクを抑制しつつも20%、30%などより高い目標を狙う。
 (相場が堅調だからといって、債券の組み入れを増やすなどは行わない。
  ただし、割安と感じられる銘柄が全く見つからない場合に限り、株式比率を抑制する。)

・PF内訳(現物100%、信用0~20%程度)
 Jリート:0~10%程度(※鉄道株などに不動産賃貸が含まれる点を考慮)
 現金:0%程度(大暴落時は、信用枠が買い余力に)
 大型株分散:40%程度(例:世界投信10%、商社系10%、金融系10%、ディフェンシブ系10%など)
 中小型株を中心に集中:60~70%程度
 ※中小型株保有数は、20銘柄を目安とする。
 →投資ウェイトに差をつけたり、適宜銘柄を絞り込んだりしてよい。
 例:A6%×2銘柄=12%
   B4%×12銘柄=48%
   C2%×6銘柄=12%

 向こう2~5年(目安2~3年)のEPS成長率10%以上で、PER適正の銘柄重視。
 PERが10倍未満など割安度が高い銘柄や、4%以上の高配当利回りも参考にするが、
 EPSの堅実な成長(に伴う株価上昇)を優先する。

・出金を行う場合の順序
①クレカ積立の月10万円相当を出金
②PF時価の0~0.3%を毎月出金
年間取崩をPF時価の3.6%以内に抑える。配当が3%程度はあるので、実質的に元本はほぼ目減りしない
※信用枠を通常時元本の20%程度活用+10%程度の現金比率を0%に近づける→中長期的に30%×0.12=約3.6%/年の利益を生み、出金②によるPF元本の減少を抑える。

・PF銘柄の確認ポイント
 PF全体のバランスを考慮する(過度な偏重・分散がないかを確認)
 PF内での期待度に応じた保有比率かどうかを確認(保有数の調整)
 候補リスト銘柄の現状を確認

2026年2月13日金曜日

9467 アルファポリス-電子コミック急成長でアニメ化にも積極的なライトノベル系出版

1.銘柄の概要と保有or注目理由

 ライトノベルの出版が始まり。電子コミック急成長で業績大幅アップ中。
 作品ストックにより収益力が着実に高まる成長株として保有or注目。
【数値データ】※2/13終値、Yahooファイナンスより
 株価:1424円、PER:17.76倍、自己資本比率:81.2%、配当利回り1.69%、優待あり
 ※業績見通しが保守的と考え、PERの数値面での割高感は許容。

2.アルファポリスの好材料

自己資本比率80%超で好財務
 ※資金の使途について課題あり
 アニメ制作への出資を増やすなどの使途を検討していると思われます。
 が、個人的にはアニメ出資より、電子コミックの海外展開を加速してほしいです。
・電子コミック比率増加で収益性アップ
・投稿サイト運営で人気化しやすいライトノベル原作を得られる
 →外れ作品の出版にコストをかけなくてよい
人気作品の蓄積で実質的なストック収益が増加中
・アニメ化本数を増やすことで原作販売を刺激
電子コミックの販路拡大により収益力アップへ
外国語への翻訳でグローバル企業に進化中
 ※もう少し取り組みを加速させ、外貨獲得力のある企業になってほしい

3.アルファポリスの懸念材料

・PERが20倍付近でやや割高感あり
・株主構成などから、社長への依存度が高そうな印象
電子コミック販売手数料の引き上げ等があれば逆風
・一部書籍を選択する形式の株主優待が中途半端

4.アルファポリスの最新情報

・アルファポリスの2026年3月期第3四半期決算(2/13発表)
①単体で売上高+26.3%、経常利益+24.7%と大幅に増収増益
 →電子書籍の売上が販促終了後も堅調で利益水準も向上
 ※紙書籍の値上げで今後さらに利益率アップの可能性あり
アニメ会社の買収
 →目先の利益貢献は小さいものの、中期的に収益力アップに期待
外国向け販売比率は2.0%程度と低迷
→伸びしろとは考えられるが、具体的な方策が未知数
 ただし、現状は国内市場軸でも成長期待が持てる状況

・アルファポリスの2026年3月期中間決算
売上高+25.8%、経常利益+16.5%と大幅に増収増益
 →電子書籍の売上が販促により大幅拡大
 ※紙書籍と比べて資材高騰の影響を受けにくく、利益が伸びやすい期待
②「いずれ最強の錬金術師?」など多数作品のアニメ化が決定
 アニメ化作品の増加で電子・紙ともに売上の伸びが加速しやすい

→通期業績予想の上方修正や超過達成、来期以降のさらなる成長加速に期待
 特に、外国語版の配信拡大や、新たな電子書籍サービス向けの配信増加が望まれる

197A タウンズ-インフルエンザ・コロナ等の感染症検査キット製造の高配当株

 1.銘柄の概要と保有理由

 感染症検査キットを製造。売り上げは感染症流行に左右されやすい。
 割安高配当株で競合も少ないことから、寡占銘柄を組み入れる目的で保有。
【数値データ】※2/13終値、Yahooファイナンスより
 株価:559円、PER:6.70倍、PBR:3.72倍、自己資本比率:47.7%、配当利回り:5.01%、優待なし

2.タウンズの好材料

感染症対策関連として、経済安全保障の観点でも重要
・高配当株(配当利回り5%)のため業績の短期変動時も一定のインカムを得やすい
・海外展開など余地あり
・少子高齢化においても検査需要は一定程度残る
・景気変動の影響を受けにくい
・業績変動の激しさが嫌気され割安度が高い

3.タウンズの懸念材料

・インフル・コロナの流行が不活発な年は苦しい
 →その分、経済活動が活発になるので他銘柄でカバーできそう
業績変動が激しく、短期的な大幅減配リスクあり
・収益がインフル検査やコロナ検査に依存する割合が高く、
 製品不良などが生じた際に全体業績への影響が大きい
スイッチOTC絡みの医療費削減で検査需要減の可能性あり

4.タウンズの最新情報

・タウンズの2026年6月期中間決算(2/13発表)
売上高-30.9%、経常利益-51.8%と大幅に減収減益
 →1Qに販売先での在庫滞留により大幅出遅れ
  2Qはインフル拡大に伴い在庫消化で売上持ち直しも、1Qの影響残る
  ※2Q単独では前年同期並みを確保
  →3QでインフルB型再拡大のため、一定の需要を見込めるか

・2025~2026冬シーズンのインフルエンザ流行が前倒し
 10~11月頃からインフルエンザ流行拡大:例年より1か月程度前倒し
 →学級閉鎖、都道府県によるインフルエンザ警報の発表が相次ぐ
  検査需要が大幅に伸び、在庫の消化に寄与しているとみられる

・競合のミズホメディーが業績予想を上方修正
 タウンズの競合であるミズホメディーが12月19日に業績予想を上方修正(増収増益増配)
 →シェア拡大というよりインフル流行による市場拡大が主因
  タウンズの製品も市場拡大の恩恵を受けて伸びているとみられる

・タウンズの2026年6月期第1四半期決算
 前第4四半期に納入先が在庫過多となった影響で大幅な減収減益
 →秋からのインフル流行急拡大で在庫消化、出荷進展で巻き返したい
 ※高配当が株価の下支えになるため、EPSが通期26円を超えれば継続保有できる
 


5592 くすりの窓口-薬局DXに貢献するストックビジネスで医療機関向けにも本格進出

 1.銘柄の概要と保有理由

 デジタル処方箋や薬剤在庫の適正化などで薬局DXに貢献する成長株。
 ストック収益・ストック利益の積み上げが進んでおり、堅実成長に期待。
 着実な成長でEPSが伸びることに伴う株価上昇目的で保有。
【数値データ】※2/13場中、Yahooファイナンスより
 株価:2659円、PER:11.26倍、PBR:3.17倍、自己資本比率:69.5%、配当利回り:1.35%

2.くすりの窓口の好材料

ストックビジネスで業績が着実に伸びやすい
・グロース市場の成長株だが財務も良好
・売上の伸び率を上回る利益の伸び率を継続的に実現できれば大きなキャピタルゲインの可能性
社会保障費抑制や労働力不足対策が追い風
・マイナ保険証利用加速で医薬系のDXが進む
・デジタル処方箋比率は現状数%で、市場拡大の余地が大きい
・薬局DXの先行企業の1つとしてTOB対象になり得る

3.くすりの窓口の懸念材料

・市場規模が拡大することで強力な競合が出現する可能性あり
・株主構成上、安定株主が少ないため株価乱高下のリスクあり
・増配は進めているものの利回りは限定的で、インカムゲインは魅力薄い
・自民と維新の連立でOTC類似薬が保険外となれば、処方箋の発行数減のリスク

4.くすりの窓口の最新情報

・くすりの窓口の2026年3月期第3四半期決算(2/13発表)
 ①増収増益。営業利益29.5%増、ストック粗利21%増と堅調
  →堅実な成長が継続している
 ②通期業績予想を上方修正、増配
  EPS:199円→236円
  年間配当:30円→36円
  →安定して増収・増益・増配を継続となれば評価が高まる
 全体として、不透明感が少しずつ払拭されてきており、安定した成長に期待。 

・くすりの窓口の2026年3月期中間決算
 ①増収増益。営業利益33%増、ストック粗利23%増と堅調
  →業績は堅調だが足元の株価は低迷
  ※高市政権が維新の圧力もあり医療制度改革・薬価改定等を加速すれば逆風
   大型株への資金シフトがより強まれば、中小型の割安成長株には資金が入りにくい
 ②「みんなのお薬箱」事業において、不動在庫の処理サービスが好調
  →薬価引き下げやOTC類似薬の追加負担等で薬局経営が厳しくなれば、
   不動在庫処理など収益性の向上につながるサービスには追い風
 ③連結した子会社の人員整理によるコスト削減が進む
  →足元は増収増益だが、コスト削減でさらなる利益率アップに期待
  ※くすりの窓口については、ストック収益・利益の成長に加えて、
   売上成長だけでなく高利益率にも期待している。

・12月5日の適時開示「くすりの窓口がメディ・ウェブを完全子会社化」
 薬局向けサービスに加え、医療機関向けサービスにも本格進出
 →くすりの窓口がどの程度のシェアをとれるかは未知数だが、
  顧客ジャンルが広がることで収益拡大に期待
  特に、ストックビジネスなので、売上の伸び<利益の伸びになる段階までより素早く・勢いよく規模を拡大したい

2026年2月12日木曜日

7849 スターツ出版-雑誌や電子コミック発行、ホテル等予約サービスも

1.銘柄の概要と保有or注目理由

 雑誌や電子コミック発行。ホテルやレストラン等の予約サービスも。
 好財務のンテンツ銘柄として保有or注目。
【数値データ】※Yahooファイナンスより12月24日
 PER:8.50倍、PBR:1.42倍、自己資本比率:81.5%、配当利回り:3.13%、優待あり

2.スターツ出版の好材料

自己資本比率80%超と好財務
 →業績が一定程度の範囲内であれば、連続増配に期待
 ※足元の配当利回り3%台には増配余地が大きいのでは?
・電子書籍事業について、作品のストックが積みあがることにより利益率アップが見込める
・国策でもあるコンテンツの海外展開を進めることで収益大幅増のチャンス

3.スターツ出版の懸念材料

・足元は2024年12月期の大ヒット作の反動で業績苦しい
ホテルやレストランの予約サービスと、電子コミック等の相乗効果が不明
 →個人的には、参入障壁の低い予約サービス事業は廃止し、
  作品の積み上げでストック収益が得やすくなる電子コミック等に集中してほしい

4.スターツ出版の最新情報

・2025年12月期通期決算(2/12発表)
①通期予想に対して利益75%での着地
 →4Qは3Qまでと比べて好調も、さすがに通期達成は出来ず
②来期は増配
 年間配当:120円→130円
③中計をローリングし修正
 →現状に即した修正だが、何となく数値を定めている印象で、
  IP展開の進め方や財務などが優れているものの、経営やIRの姿勢が不誠実。

9413 テレビ東京ホールディングス-経済番組に強くアニメ配信なども成長

1.銘柄の概要と保有or注目理由

 日本経済新聞系で経済番組に強み。アニメ配信などの収入拡大で成長。
 成長力にも期待できる経済系の身近なメディアとして保有or注目。
【数値データ】※12/22終値、Yahooファイナンスより
 PER:16.09倍、PBR:1.18倍、自己資本比率:68.8%、配当利回り:2.15%、優待あり

2.テレビ東京ホールディングスの好材料

現金300億円超>有利子負債100億円未満の実質無借金経営
・経済番組に強く、新NISAなどで投資への関心が高まれば追い風
 →個人投資家にとっても特に身近なテレビ局として買いが入りやすい
・アニメ配信など成長力のある事業で収益アップ
 →海外からの収益も伸ばしグローバル銘柄へ
・株主還元に意欲的
 →2026年3月期も増配で年100円配当
 ※1株当たり20円の下限配当+配当性向30%→35%を目指す
 自社株買いも継続的に実施中

3.テレビ東京ホールディングスの懸念材料

・景気が急減速すればテレビの広告収入大幅減の可能性あり
・PER16倍前後、配当利回り2%強と割安感はあまりない
・3月末100株保有で500円のQUOカード優待が中途半端
 →優待廃止とそれに伴う増配(わずかでしょうが)を望みます。
・アニメ売り上げの25%程度が中国向けで日中関係悪化がリスク

4.テレビ東京ホールディングスの最新情報

・テレビ東京HDの2025年3月期第3四半期決算(2/12発表)
売上高+8.7%、経常利益+91.5%と大幅な増収増益
 →他局も含め、テレビCMの単価が高水準
  海外向けアニメや国内の配信事業の利益が好調
  ※特にアニメ・配信事業の利益伸長が大きく、今後の成長にも期待
EPSが通期を超過しているものの上方修正なし
 →理由に関しても記載なし。
  おそらく上方修正が必要だが、水準など示しづらいためスルーしており、
  上振れ着地に期待。

・テレビ東京HDの2025年3月期中間決算
NARUTOなどのアニメコンテンツのスマホゲーム化が好調
 →中国・ヨーロッパをはじめ世界各国で収益が伸びている
②配信ビジネスもドラマなど好調で収益拡大
③テレビ東京やBSテレ東のCM収入も増加傾向
→全体的に、業績がかなり好調で上方修正・増配を発表。
 EPS:256円→289円/1株配当:90円→100円
今後も外部環境が堅調ならさらなる上方修正&増配に期待したい。

4691 ワシントンホテル-インバウンド拡大余地大きく財務改善中、藤田観光と提携

1.銘柄の概要と保有or注目理由

 「ワシントンホテルプラザ」ブランドでビジネスホテルを展開。
 藤田観光が運営する「ワシントンホテル」とは異なる。
 インバウンド比率を今後伸ばせるホテルを組み入れる目的で保有。
【数値データ】2/12終値、Yahooファイナンスより
 株価:1379円、PER:5.65倍、PBR:1.49倍、自己資本比率:28.2%、配当利回り:2.90%

2.ワシントンホテルの好材料

・コロナ禍での財務悪化から回復中
・財務改善と合わせて増配を継続中
・コネクティングルーム化工事でコストを抑えつつ観光需要を伸ばす
インバウンド比率が20%未満と低いが、改善が進んでいる
・「古いホテル」のイメージを改善するリフォーム進捗中
・価格設定の自動化などの効率化を遅ればせながら進めて効果発現
・全体として、普通の取り組みができていなかったホテルが、
 普通の取り組みをしっかりやることで成長できるという単純な狙い

3.ワシントンホテルの懸念材料

・名古屋銘柄で名古屋のホテルも一定程度あるが、
 観光の「名古屋飛ばし」でやや単価伸びにくい可能性
・新規ホテルの設置など強力な拡大戦略は取りづらい
・コロナ禍での繰り越し赤字による税軽減がどこかで切れる
・古いホテルが多いことは事実で、他ホテルにはどうしても劣後しやすい

4.ワシントンホテルの最新情報

・ワシントンホテルの2026年3月期第3四半期決算(2/12発表)
売上高+16.2%、経常利益+83.4%と大幅増収増益
 →客室稼働率74.3%(+3.9%)、ADR8679円(11.9%)と引き続き好調
  外国人比率は中国減も台湾・韓国増で10%台を維持
②通期業績予想を上方修正
 EPS:201円→244円
 ※3Q時点で超過しており、冬場の季節性と改修費の積み増しを考慮しても上振れの可能性あり
 →「改修・修繕に係る追加費用の計上を想定」と記載があり、バリューアップ加速で中期的に業績を押し上げる効果に期待
普通配当を大幅増配
 年間配当:24円→40円
藤田観光株式会社と業務提携
 →ワシントンホテル株式会社の「ワシントンホテルプラザ」と、藤田観光株式会社の「ワシントンホテル」の相互誘客が可能に
 ※従来から混同しやすかったこともあり、相互誘客は獲得コスト削減に寄与する
 →出店エリアの重複が少なく、提携効果大
⑤中期経営計画2031を策定
 →2031年3月期に営業利益を2倍以上に伸ばす計画
  売上高より営業利益の伸び率が高く設定されている点を好感
 財務改善など全中計で示した目標も達成しており、中計に基づく業績成長に期待
 全体として、極めて素晴らしい150点の発表で、さらなる買い増しやダブルバガーへの期待

・ワシントンホテルの2026年3月期中間決算
 客室稼働率72.4%(前期比値+5.1%)、ADR8516円(+12.3%)など好調
 万博需要のほか、名古屋・九州も堅調で大幅に増収増益
 特に、「売上増加による限界利益の拡大」とあり、利益の伸びが大
 →ワシントンホテルの課題である自己資本比率が32.8%まで回復
  日銀利上げの下で財務懸念はあるが、コロナ禍から着実に改善中

・日中関係悪化と中国人旅行客の減少がワシントンホテルに与える影響
 インバウンド比率の低さが課題であったため、影響は小さいとみられる
 →むしろ、中国人減により日本人の旅行意欲が高まれば追い風か
  ※ワシントンホテルプラザ・R&Bホテルは古め・安めが依然として多く、
   海外高所得層より国内中間層に適しているなら追い風強い