2026年2月3日火曜日

6741 日本信号-交通信号や鉄道系機器などのメーカーでPBR1倍割れ解消へ増配

1.銘柄の概要と保有or注目理由

 交通信号大手。道路信号、鉄道信号を両方製造。
 鉄道向けには万博夢洲駅改札や、各駅ホームドアなども提供。
 国内鉄道の省人化投資や設備更新、海外成長などで着実に伸びる銘柄として保有or注目。
【数値データ】※Yahooファイナンスより2/03場中
 PER:12.25倍、PBR:0.88倍、自己資本比率:61.7%、配当利回り:3.39%、優待なし
 

2.日本信号の好材料

株主総会での社長回答が具体的かつ率直であり、経営に期待
労働力不足と賃上げへの対応で鉄道事業者の設備投資が伸びる
・海外でのインフラ整備にも注力しており成長期待
・PBR1倍割れ、PER10倍程度と割安
 →配当意欲・増配意欲もあり配当利回り3%台
・国内の競合少なく寡占利益を得られる

3.日本信号の懸念材料

・海外展開進めているが比率10%強とまだ少ない
・鉄道事業者の業績に影響を受けやすい
・新紙幣対応の特需が剥落する

4.日本信号の最新情報

・日本信号の2026年3月期第3四半期決算(2/03発表)
売上高+11.0%、営業利益+113.9%の大幅増益
 →国内・海外とも堅調な売上
  海外鉄道ではアフリカの交通渋滞解消ニーズを取り込み
  国内では鉄道会社の省人化投資や、クレジットタッチ決済型の改札機が堅調
政策保有株の縮減でEPS上方修正・増配
 EPS:120円→152円、年間配当:43円→50円
 →PBR1倍割れ解消に向かう、増配後水準での配当定着にも期待

・日本信号の2026年3月期中間決算
売上高+9%、営業利益-2%の増収減益
 受注残は微減
 →国際信号の受注残が減少している点を注視
 エジプトなどアフリカで大型案件の受注あれば一気に伸び、消化すれば漸減なので、
 今後の大きな方向性を四半期ごとに要チェック
 

8367 南都銀行-奈良県での独占力が高い地銀、増配や優待も

1.銘柄の概要と保有or注目理由

 奈良県で独占利益を確保しやすい地銀。
 インバウンドに起因する資金需要取り込みにも期待。
 地域独占により利益を確保しやすい割安地銀銘柄として保有or注目。
【数値データ】※Yahooファイナンスより2/03場中
 PER:14.11倍、PBR:0.70倍、配当利回り:2.82%、優待あり

2.南都銀行の好材料

・奈良県で独占利益を確保しやすい
・東大寺・奈良公園などを中心とする日帰り観光が、
 宿泊観光にシフトしていけばホテル建設等の資金需要が拡大
 ※京都のオーバーツーリズムの恩恵を受ける可能性
・大阪のベッドタウンとして一定の人口を確保しやすい
・2026年3月末で1:5の株式分割を予定
・日銀利上げやサナエノミクスによるインフレに強い

3.南都銀行の懸念材料

・中途半端な株主優待あり
・銀行株なので金融危機には要注意
・景気変動の影響で株価だけでなく配当額も上下し、減配の可能性もあり

4.南都銀行の最新情報

・南都銀行の2026年3月期第3四半期決算(2/03発表
 ①経常利益+14.2%と堅調
  金利上昇メリットを受けて堅調に推移
 ②EPS年間予想477円に対して3Qで423円(進捗率88.6%)と堅調
  →通期で上振れ着地・増配額積み増しに期待
  ※3月末に株式分割で単元株価が5分の1になり、
   個人投資家からの注目を集めやすくなることとセットで期待

2768 双日-割安感のある総合商社でレアアース事業の注目度高い

1.銘柄の概要と保有・注目理由

 五大総合商社に含まれない総合商社。注目度・時価総額で五大商社と差がある分、割安。
 総合商社に対して分散投資を行う目的で保有。
【数値データ】※Yahooファイナンスより2/03場中
 PER:10.16倍、PBR:1.19倍、自己資本比率:31.4%、配当利回り:2.95%、優待なし

2.双日の好材料

五大商社と比べてやや割安
・海外比率50%超で海外成長を取り込める
・配当利回り3%台後半あり
南鳥島レアアース回収進展で、オーストラリア等のレアアース事業への注目度アップ
・ウズベキスタンでの都市開発など、独自性のある取り組みを推進

3.双日の懸念材料

・五大商社と比べて目利き力に差がある可能性
・景気変動の影響は大きく受け、一時的な減配リスクも
・石炭事業など旧来型の資源ビジネスが不振

4.双日の最新情報

・双日の2026年3月期第3四半期決算(2/03発表)
 ①収益+5.6%、四半期利益+5.9%と堅調
  →2Qまで出遅れていた利益を3Qでやや加速
   4Qが3Qと同水準の利益確保なら通期見通しを達成
  ※信頼性はあるものの、他の商社と比べて利益成長が弱く感じる
   →その分割安なので、投資対象としての魅力はあるが、要注意ではある。
 ②上方修正や増配は実施せず
  石炭事業が厳しいが、その他の分野で地道な利益積み上げが見られる
  例:ロイヤルHDとの提携、防衛関連ビジネス、化学系の利益上積み等
  →五大商社とは違った切り口で中期的な成長に期待

2026年2月2日月曜日

5000万円FIRE生活ファンド 日本株保有銘柄別期待度【2026年2月】

目標利回りの考え方

 目標利回り=益回り+EPS成長率(+PER修正率÷修正年数)
 益回り=1÷PER
 益回りの一部が配当や優待の原資になるため、配当利回りは重視しない。
 EPS成長率…特別損益等の特殊要因を除き,向こう2~3年程度を判断
       業績変動が大きい銘柄については、5~10年程度の平均を目安に判断
 PER修正率…割安修正に対する期待度

日本株保有銘柄の分類

A:保有比率6%が目安

B:保有比率4%が目安
ゲンダイAG 4700株
コーユーレンティア 1400株
DAIWA CYCLE 400株
日本信号 1300株

C:保有比率2%が目安
タウンズ 1900株
神栄 400株
表示灯 500株
尾家産業 500株
ニチモウ 500株
京阪HD 300株

G:マクロ重視の大型株や優待株等など分散投資の対象
井村屋G 100株
ヤクルト本社 100株
双日 400株
トーモク:300株
住友精化 200株
スズキ 200株
おきなわFG 100株
丸紅 200株
住友商事 200株
三菱商事 200株
三菱UFJFG 200株
三井住友トラストG 100株
三井住友FG 100株
ふくおかFG 100株
南都銀行 100株
T&DHD 1株
西日本旅客鉄道 100株
近鉄GHD    100株
九州旅客鉄道 100株

Z:その他の保有銘柄
cotta 1800株

FI・配当金生活ファンドの運用方針(メモ、適宜修正)

・基本方針:ファンド元本の年12%成長を確保
 【目安】C益:6~9%、配当:3~6%。
 相場動向に関わらず、元本の12%成長を確保する(一時的に労働入金を増やしてもよい)。
 相場が堅調な場面では、リスクを抑制しつつも20%、30%などより高い目標を狙う。
 (相場が堅調だからといって、債券の組み入れを増やすなどは行わない。
  ただし、割安と感じられる銘柄が全く見つからない場合に限り、株式比率を抑制する。)

・PF内訳(現物100%、信用0~20%程度)
 Jリート:0~10%程度(※鉄道株などに不動産賃貸が含まれる点を考慮)
 現金:0%程度(大暴落時は、信用枠が買い余力に)
 グローバル株分散:40%程度(例:オルカン10%、SBI欧州5%、日本大型株など25%)
 強い日本株:60~70%程度
 ※保有銘柄数は、優待やNISA活用で増えても構わないが、
 分散を主目的としてまぁまぁな銘柄を組み入れすぎないように注意する。
 →投資ウェイトに差をつけたり、適宜銘柄を絞り込んだりする。
 例:A6%×2銘柄=12%
   B4%×12銘柄=48%
   C2%×6銘柄=12%

 向こう2~5年(目安2~3年)のEPS成長率10%以上で、PER適正の銘柄重視。
 PERが10倍未満など割安度が高い銘柄や、4%以上の高配当利回りも参考にするが、
 EPSの堅実な成長(に伴う株価上昇)を優先する。

・出金を行う場合の順序
①クレカ積立の月10万円相当を出金
②PF時価の0~0.3%を毎月出金
年間取崩をPF時価の3.6%以内に抑える。配当が3%程度はあるので、実質的に元本はほぼ目減りしない
※信用枠を通常時元本の20%程度活用+10%程度の現金比率を0%に近づける→中長期的に30%×0.12=約3.6%/年の利益を生み、出金②によるPF元本の減少を抑える。

2026年1月30日金曜日

7723 愛知時計電機-ガス・水道メーターなどの計器製造

1.銘柄の概要と保有or注目理由

 ガスメーターや水道メーターなどの計器製造。スマートメーターへの交換進む。
 海外展開も。
 水道メーターのスマートメーター化特需の恩恵を受けられる銘柄として保有or注目。
【数値データ】※Yahooファイナンスより01月30日終値
 株価:2782円、PER:11.67倍、PBR:0.89倍、自己資本比率:74.6%、配当利回り:3.24%、優待なし

2.愛知時計電機の好材料

水道メーターのスマートメーター化が進行
 ※東京都などで加速の流れ追い風
・公共インフラ関連なので中期的に業績が安定
・PER10倍程度・PBR1倍割れで割安
・海外比率10%未満も展開進めている
・株式分割や増配など株主還元強化に意欲あり
 →足元3%台の配当利回り。増配で中期的に高配当利回り株へ
・専門性の高い機器のため、寡占利益を得やすい
・東京リスクを分散できる名古屋銘柄

3.愛知時計電機の懸念材料

・需要を自ら作り出しにくい
・名証IRエキスポでの印象として、お堅いイメージ
 ※堅実なのはよい面でもあるが、追い風が吹いても業績の伸びは地道かも。

4.愛知時計電機の最新情報

・2026年3月期第3四半期決算(1/30発表)
売上高+6.9%、営業利益+45.6%と増収増益
 →特に増益率が高い。計装部門の工事進捗が大幅増益の主因。
②通期業績予想を上方修正し、売上高+1.3%、営業利益+0.7%。
③政策保有株の売却で特別利益を計上
 →通期EPSを238円→300円に大幅上方修正
  通期配当を90円→113円に大幅増配修正

8309 三井住友トラストグループー配当利回り3%超の信託銀行系高配当株

1.銘柄の概要と保有理由

 信託銀行大手。
 金利上昇時に、ポートフォリオが受ける打撃を軽減する目的で保有。
【数値データ】※01/30終値、Yahooファイナンスより
 株価:5118円、PER:12.25倍、PBR:1.10倍、配当利回り:3.32%

2.三井住友トラストグループの好材料

・インフレ定着で金利上昇を見込みやすい
格差拡大や団塊の世代の高齢化で信託ニーズ高まりに期待
・上昇が続く大手銀行株の中では配当利回りが高め
・AI活用やデジタル化でコスト削減を継続できる

3.三井住友トラストグループの懸念材料

・銀行株なので金融危機が発生すると苦しい
・大型株なので大幅上昇は見込みづらい
・景気変動の影響で株価だけでなく配当額も上下し、減配の可能性もあり
メガバンク大手3社と比べて知名度が劣る
 →初心者の個人投資家などの買い対象としては優先されない可能性あり

4.三井住友トラストグループの最新情報

・三井住友トラストGの2026年3月期第3四半期決算(1/30発表)
①EPS378円で通期予想419円に対して進捗率90%と好調
 →年間配当170円のさらなる上積みに期待
②政策保有株の売却も着実に進行中
③上方修正や増配はなし
 →4Q時点での上振れ着地・増配の期待はあるものの、
 保有する「その他有価証券」のうち日本国債の比率が高く、
 金利上昇による含み損で、追い風を弱めてしまう効果には注意が必要。