1.銘柄の概要と保有or注目理由
私鉄大手。浅草と日光などを結ぶ。地方路線の収益が課題。スカイツリー保有。
利益率が極めて高いスカイツリーの運営会社として保有or注目。
2.東武鉄道の好材料
・スカイツリーの収益が絶好調で利益率が非常に高い
・浅草と日光を沿線に有し観光需要を伸ばす余地あり
※乗客数というよりは、単価を向上させる余地が大きいと考えます。
・PER10倍前後、PBR1倍割れと割安感あり
・3月末と9月末の年2回、全線乗車券の優待あり
→路線が長く、自家消費とチケットショップ買取の両方で役立つ
3.東武鉄道の懸念材料
・自己資本比率がやや低めで金利上昇が逆風
・北関東エリアのローカル路線の収益悪化リスク
・インバウンド急減になればスカイツリーの高収益が失われる
※魅力がスカイツリーの高利益率に偏っている
・古い車両が多く更新費用がかさむ
4.東武鉄道の最新情報
・東武鉄道2026年3月期中間決算
12月08日に東武鉄道より株主優待券と中間報告書が到着
①株主優待
株主優待乗車券2枚。東武鉄道全線に乗車可能
東武グループ施設の優待券(東武動物公園や東武博物館の無料入場券等)
※割引券だけでなく無料券があり、利用しやすいかも。
株主が優待でタダ利用する場合も、移動に東武鉄道を利用すれば企業側にもメリット
②中間報告書の内容
スカイツリーでインバウンド好調と書かれているが、増収減益。
鉄道が軸の運輸事業でも増収減益。
→全体として、修繕費や人件費の高騰が逆風
株主優待の拡充(400株以上保有で乗車券年4枚へ)