・グローバル高配当リートETF(SRET)の特徴
・グローバル高配当リートETF(SRET)はFIREに最適な割安成長株・高配当株に当てはまるか?
配当利回り=7.25%(2022年5月16日)
経費率=0.58%
分配頻度=毎月
グローバル高配当リート(SRET)は、配当利回りが7%超と極めて高いです。日本から投資する場合、海外の10%と日本の20%の税金が二重課税されてしまいますが、それでもインカムゲイン目安の4%を大きく超える水準です。経費率がVYMなどと比べて少し高いですが、定番の高配当株式系ETFと比べてリート系が少し高くなるのは許容範囲でしょう。
また、毎月分配型の高配当ETFのため利回りの低下リスクに早期に気付くことができます。実際、コロナ前の2018年頃から分配金は減少傾向にあり、コロナショックで急減しました。その分投資口価格が割安になったため配当利回りは高いです。コロナ後は分配金が毎月0.05ドルで安定してきており、ひとまずは高配当が継続されていると言えます。
・FIREに向けたグローバル高配当リートETF(SRET)の活用法
・FIREを目指す配当生活ファンドはグローバル高配当リートETF(SRET)に投資するか?
保有数:160株
今後の方針:相場暴落時に買い増し
FIREを目指す配当生活ファンドでは、SRETを160株保有しています。時価ベースで20万円弱と保有比率はわずかです。
基本的には、PFFなどの米国高配当株ETFと同様に、相場暴落時に買い増したいと考えています。コロナショック時に160株購入し、その後も割安なうちに買っておこうと考えていましたが、早期に株価が回復したため保有比率が低い状態となっています。
リートは資金を借り入れて不動産を購入する仕組みのため、金利上昇が逆風となります。アメリカではFRBが急速に政策金利を引き上げていますので、リート価格も下落が予想されるでしょう。金利上昇やテーパリングでSRETが暴落すれば、積極的に買い増ししてFIREを支えるインカムゲインを積み増す方針です。