2023年4月13日木曜日

ザイマックス・リート投資法人(3488)を高配当Jリートとして買い増し

 ザイマックス・リート投資法人(3488)を高配当Jリートとして買い増し

 ザイマックス・リート投資法人を買い増ししました。高配当Jリートとして投資しており,時間分散の観点から投資額を抑えていましたが,配当利回りが高い状態が続いているため追加投資です。

 投資口価格:107,700円

 分配利回り:5.74%

となっており,配当利回りが5%を超えています。Jリートは金利上昇懸念,不動産バブル崩壊懸念から高利回りになっている銘柄が多いですね。

 ザイマックス・リートは総合型リートで,オフィス58%,商業施設22%,ホテル10%などとなっています。オフィス系ではないですが,オフィス比率が高いですね。

 保有物件の上位は,ザイマックス新宿御苑ビル(11.55%,オフィス),ザイマックス札幌大通ビル(10.83%),ホテルビスタ仙台(10.12%)などとなっています。新興リートらしく保有物件数が18棟と少ないため,上位物件の比率が高いですね。Jリートでは地域分散を意識しており,仙台の物件が3位に入っているのは高評価です。

ザイマックス・リート投資法人の減配リスクと将来性

 ザイマックス・リートは11期目と新しく,まだ分配金水準が安定していません。ただ,物件入れ替えで譲渡益を出し分配金が上振れした期もあります。減配は困りますが,時々増配するのは大歓迎ですね。

 減配リスクについては,上位物件の比率が高いため特定のテナント退去などの影響を受けやすいです。これについては,地道に新投資口の発行による物件取得を進めることでリスクが抑えられていくと考えています。

 また,足元ではNAV倍率が0.75倍と低水準のため,譲渡益を出しやすいJリートと言えます。個人的には譲渡益をガンガン出すことは求めていませんが,割高になった物件を入れ換えることで中長期的な配当の安定に繋げる中で,一時的な譲渡益で増配になるのは嬉しいです。ザイマックスはまだ新しいリートなので,分配利回りや成長状況を見ながら追加投資も検討していきたいと思います。