2022年4月28日木曜日

FIREを目指す配当金生活ファンド保有銘柄一覧&ポートフォリオチェック【2022年4月末】

 経済活動再開が進むものの、頻発する地震やFRBのテーパリング等の懸念材料がある2022年4月末も、FIREを目指してポートフォリオチェックを行いました。

【2022年4月末時点のFIREを目指す配当金生活ファンドの状況】
 PF投資元本: ¥15,950,832
 PF利回り:  3.28%
 月額配当:  ¥43,628(サイドFIRE率43%、FIRE率21%)

 4月も現金比率を高めています。FRBのテーパリング、中国経済の減速(特に恒大集団などの不動産問題が解決したとは聞いていない、ゼロコロナ政策)、参院選後の社会主義政策、コロナ再拡大、ウクライナ問題、地震リスクなど懸念材料が目白押しです...。
 ただし、着実にポートフォリオの現金比率を回復させることができており、今年後半には相場暴落が来てもバーゲンセールを狙ってFIREに向けて大きく前進できると思います。


・新規or再購入・追加購入銘柄
FB介護サービス
 スタンダード上場ですが、堅実な事業成長に期待した買いです。上場前に不採算事業を整理して減損損失を計上した姿勢が株主に配慮しており良いと思います。経営者が高齢のため将来的には経営者が交代することで方針が変わるリスクはありますが、割安で堅実な成長を見込める介護銘柄です。介護市場全体が伸びますし、現在は甲信越地方中心のため東京圏への介護施設設置を進められれば大きな成長となる可能性もあります。そのため、もう少し株数を増やしても良いのですが、現金比率の低さを意識して打診買いにとどめています。
伊藤園第一種優先株は、安定配当・優待およびアフターコロナでのタリーズコービー回復に期待しています。
伊藤園第一種優先株
 日本株市場で唯一の上場優先株です。普通株の1.25倍の配当に加えて、4月末を権利確定月として1500円相当の自社製品(飲料)がもらえます。FIREに向けて投資を継続する上で、優待はモチベーション維持に繋がります。ポートフォリオのリスク分散にもなり、割安成長株への集中投資で不安になりがちな投資家心理を落ち着かせる効果も期待できます。

・売却・一部売却銘柄
①ジャックス(500株→400株)
 ジャックスは今期増配と堅実な中期経営計画を発表し、株価が少し上昇しました。配当利回りも高く良い銘柄とは思いますが、現金積み増し、および米金利の上昇などを懸念して100株のみですが利益確定を行いました。ダブルバガーを狙う割安成長株ではなく、割安高配当株として投資している銘柄については、ポートフォリオの現金比率もにらみながら適宜売却して利益確定していきたいと思います。

FIREを目指す配当金生活ファンドの保有銘柄一覧!
毎月1回、FIREを目指す配当金生活ファンドの保有銘柄や利回りを整理しています。利回りは原価ベース、保有比率は時価ベースです。
銘柄名をクリックすると、個別銘柄の紹介を見ることができます。

【日本株】77.8%(利回り3.36%)
東京個別指導学院 100 
学究社 600
イオンフィナンシャルサービス 1700 
オリックス 100 
スプリックス 2800
ジャックス 400
三井住友FG 200
イオンモール 100
三精テクノロジーズ 300
アルヒ 300
ヒガシトゥエンティワン 600
FB介護サービス 100
伊藤園第一種優先株 100

【海外株】11.8%(利回り6.13%)
ARCCエイリスキャピタル 140 
PSECプロスペクトキャピタル 360 

【国内REIT】0.0%(利回り-%)

【海外REIT】1.0%(利回り7.50%)
SRET スーパーディヴィデンド世界リート 160

【現金(日本円・米ドル)】9.5%

 5月も現金比率を高めていきたいです。現金比率が10%を超えれば狙っている銘柄の購入を検討し、20%を超えれば銘柄発掘を進めて極力投資を行う方針です。現状、購入したい銘柄は複数あるのですが、現金比率が低い上、株価が上昇傾向で割安感が薄れている銘柄も含まれます。3月末決算企業の来期業績予想次第では、一部銘柄を売却して乗り換えもあり得ると考えています。
 また、FOMCによって米国株市場が混乱した場合は、米国株ETFへの追加投資も想定されます。海外株にも20%程度は投資したいと考えており、次回の米株暴落を待っている状況です。ただ、足元ではかなり円安が進んでおり、為替の観点では円をドルに交換して米株を狙うのは今一つなため、米ドルの現金を活用したいです。