2023年2月28日火曜日

FIREを目指す配当金生活ファンド保有銘柄一覧&ポートフォリオチェック【2023年2月末】

日銀総裁人事が注目を集めた2月も、FIREを目指して配当生活ファンドのポートフォリオチェックを行いました。


【2023年2月末時点のFIREを目指す配当金生活ファンドの状況】
 PF投資元本: ¥21,839,188(サイドFIRE率72.8%=FIRE率36.4%)
 PF利回り:  1.45%
 月額配当:  ¥26,378


・新規or再購入・追加購入銘柄
①ハードオフ(300株→1600株)
リユース市場の拡大に伴う成長が見込めることから,目安の200万円へと買い増ししました。出店だけでなく退店も適宜実施しながら利益を伸ばしている点も評価しています。また,他にも2ndストリートのゲオなど成長著しいリユース銘柄は複数あるのですが,景気後退リスクに備えて財務面をチェックしたところ,ハードオフが財務良好だった上,配当利回りも4%ほどと防御力が高そうなので選定しました。

②ユミルリンク(0株→1600株)
SMS配信やメール配信をストックビジネス形式で手掛けています。堅実な成長が続いていることから購入しました。

③ゲンダイエージェンシー(2600株→5100株)
パチンコ向け広告のネット比率向上やコロナ禍からの回復,フィットネスジムや不動産,学習塾などの新規顧客開拓が進んで利益に繋がっている点を評価し,目安額の200万円程度まで投資額を増やしました。景気後退リスクが懸念される中,財務が良好な点もポイントです。


・売却・一部売却銘柄
①ウィザス(1700株→0株)
 通信制高校の成長および株主還元姿勢の改善に伴う着実な株価上昇に加え,経済系TVで言及されたようで一時的な株価上昇もあり,全株利益確定しました。今後も通信制高校事業は成長が見込めると考えているほか,株主還元はさらに強化する余地がありますが,学習塾事業においては独自性があまり感じられず足を引っ張ると考え,1.5倍株として売却しました。

②ジャパンワランティサポート(400株→0株)
投資額が基準の半分程度のタイミングで株価が上昇を始めたため投資額が中途半端だったのですが,そのまま上昇が続き1.5倍を超過したため,全株売却しました。中期的な成長継続は見込めるため,下落すれば再購入も考えます。

③三精テクノロジーズ(2600株→0株)
2023年より労働を削減し,IR情報の収集等を活発化させている中,決算説明資料の作成がないなどIRに消極的である点,遊戯機械事業,エレベータ事業など各事業で不採算工事が発生していることなどを踏まえて売却しました。大化けの可能性もありますが,利益が4Q偏重のため先行きが読みづらいことも理由です。

④ビーイングHD(1100株→100株)
2023年12月業績予想を踏まえて売却を進めました。増配を行うと同時に堅実な成長も見込めますが,利益成長のペースが遅く2024年問題も考慮すると「2年で1.5倍」に疑問が生じたことが背景にあります。

⑤コーユーレンティア(1400株→1300株)
相場偏重に備えて,投資元本が200万円を超過している銘柄については株数調整を行いました。


FIREを目指す配当金生活ファンドの保有銘柄一覧!
毎月1回、FIREを目指す配当金生活ファンドの保有銘柄や利回りを整理しています。利回りは原価ベース、保有比率は時価ベースです。
銘柄名をクリックすると、個別銘柄の紹介を見ることができます。


【日本株】76.5%(利回り1.92%)
学究社 100
ヒガシトゥエンティワン 3000
FB介護サービス 1700
伊藤園第一種優先株 100
コーユーレンティア 1300
きずなHD 1900
ビーイングHD 100
クラシコム 1500
ゲンダイエージェンシー 5100
ハードオフ 1600
ユミルリンク 1600

【海外株】0.0%(利回り-%)

【国内REIT】0.0%(利回り-%)

【海外REIT】0.0%(利回り-%)

【現金(日本円・米ドル)】23.4%

 2月は1.5倍株達成銘柄が2つ出たほか,決算発表が相次いだこともあり売買が多くなりました。3月はFOMCや黒田総裁最後の日銀会合があり,引き続き相場の急変に注意したいです。現金比率が高い状態のため銘柄発掘も進めていますが,割安度が足りないと感じる銘柄が多いので引き続き探し続けたいです...。